アレルギー・アトピー

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子どもの治療記録
息子の栄養指導(0歳)

月齢 診察・処方薬・栄養指導内容 状態・特記
1ヶ月
(2003年
8月半ば)
産婦人科受診
◇おむつかぶれ:エキサルベ(ステロイド外用薬)を症状がひどいときのみ、1日2回使用。スキンケアを充分に行うこと
◇乳児湿疹:石鹸でよく洗うこと
◇おむつかぶれ:症状がひどいときのみ(ただれそうになる手前)、ロコイドもしくはアルメタを塗布(自己判断)。あとはアンダーム/アズノール軟膏で保護
◇乳児湿疹:顔面部(頬、目の周囲を中心)
◇母親側の食事:卵・卵製品、牛乳・乳製品は完全除去(入院中を除く)、小麦製品は控えめ
2ヶ月
(2003年
10月半ば)
アレルギー科(小児科)受診(以後、受診と略記)
◇アレルギー検査の依頼:時期が早いので、4ヶ月まで経過観察
◇乳児湿疹、乾燥肌:スキンケアで対応すること。アンダーム軟膏、アズノール軟膏の各単独処方。単独もしくは混合で使用(肌の状態を見ながら)
◇症状:同上、さらに下記追加
◇脂漏性湿疹(頭頂部):白いふけ
◇乾燥肌(がさがさした感じ)
◇目の周囲と頭頂部(脂漏性湿疹)の痒み
◇母親側の除去:卵・卵製品、牛乳・乳製品、小麦製品・麦類、大豆・大豆製品、豆類を完全除去
4ヶ月
(2003年
12月前半)
受診
◇血液検査のための採血
◇おむつかぶれ:ときどきなるが、ひどくはならない
◇顔面部:湿疹はほぼ出なくなる。食べ物などにより赤くなることはある
◇目の周囲と頭頂部(脂漏性湿疹)の痒み(特に、後者)
◇母親側の除去:同上 
4ヶ月
(2003年
12月前半)
受診検査の詳細
◇RAST:すべてスコア0、皮膚テスト:卵白・大豆陽性(擬陽性に近い)
◇肝機能値(GOT・LDH)が少し高いが、問題はないだろうとのこと(自然に下がる)で、経過観察
◇貧血傾向

栄養指導
(母親側の食事)
◇大豆は大豆油が最悪。たまの外食(旅行時や帰省時)の調味料に関しては、症状が出ないのであれば、ハレの日として、OKとする。不安なら、食べた後は搾乳もしくはインタール服用
◇カボチャ、キノコ類、ナス科、金目鯛、ウリ科は要注意。
◇サバは駄目
◇鮭は調理法に注意をして再検討:生鮭(抗原度が高い)に塩を振り、1時間放置→水で充分洗浄→塩を振り焼く
◇小麦:RAST0なので、国産小麦を用いて、お好み焼きか手作りうどんにて、症状が出るかどうかを判断。パンは他の原材料(酵母・イーストなど)との要因が大きいので、症状が出ても、小麦が原因かどうか判断しづらいため駄目

(環境整備)
◇大豆はダニとの交差抗原であるため、ダニと判断が間違いやすいため、環境整備に充分配慮すること(ハウスダスト・カビ・ダニ)
◇換気は充分に行うこと(部屋の対面で窓をあけ、空気の流れの通路を作ること)
◇掃除は毎日すること
◇布団はこまめに干すこと。赤ちゃんは汗をたくさんかくので、布団の上に、おねしょシーツ、バスタオルなどを置き、専用布団に汗を染み込ませて、ダニ繁殖の原因を作らないこと
◇現在の部屋の温度や室温から暖房の必要性はなく、むしろ、暖房やスチームを入れることで、ダニやカビの増殖は一気にアップする可能性が多大
◇湿度は50%を切らないようにすること。肌の乾燥状態が悪化する可能性が多大
◇通常のスキンケアをしっかりと行う:爪を短くする、ミトンをつける、保湿剤の塗布など
◇外出後のスキンケアをしっかりと行う。入浴またはガーゼハンカチなどでアレルゲンの除去
◇外出前後で症状に差が出るかどうかの判断:デパートなど混雑の激しいところでは、ダニやハウスダストの浮遊率が高いため
◇同上
5ヶ月
(2004年
1月半ば)
受診
◇インタール(依頼)と軟膏(同上)の処方

栄養指導
◇母親側の食生活に大きな問題がないため、食事依存型の症状というよりは、気候の変化などに敏感なタイプ:天候が崩れる時、気圧の変化が激しい時(低気圧・台風・寒波など)、季節の変わり目(秋分・春分の頃)、冬などに症状が出やすい。対策は週間天気予報をこまめにチェックをし、小変化の場合は前日午後〜夜、大変化の場合は2−3日前より食生活に注意を払うこと(症状のでやすい食品を食べない、抗原性の低い食品中心にするなど)
◇食事以外のアトピー・アレルギーの原因の1つに、自律神経の不調がある。その改善のために、起床時にスキンシップ(=肌をなぜなぜすること)を充分にすることで、眠っている自律神経を起こし(朝目覚めても神経が眠っている子供が最近多いらしい)、活性化させることにつながる。また、洋服から外に出ている手足の先は冷たく、服の中は暖かいのは温度を感じている証拠だが、時折長袖をめくることやシャワーを1日に2−3回浴びることにより(風邪を引かさない程度に)、皮膚に温度差のある刺激を与えることが自律神経の活性化に関与
◇離乳開始:6ヶ月以降で、口をもぐもぐさせて欲しがる仕草を見せたときが開始の目安であるが、あせる必要はなし。暖かくなってからでもOK(食事以外の原因で症状が出やすい場合)
◇離乳食は野菜スープから開始。曜日ごとに野菜を準備し(7種類)、トライ。症状が強い場合(過敏症な子どもの場合)は、2−3日ごとに新しい素材でもOKだが、遅延型・遅発型の場合は、連日でOK。裏ごしなど、素材が大丈夫なことがわかれば、2日分を1日分にまとめるなどして、新しい素材をあいた曜日に入れるなどして、素材を増やすこと
◇男の子で、一直線な体重増加をしている場合、1歳頃に食べむら(好き嫌い)を起こす可能性が高いので、素材(野菜類など)は早めに増やした方が良いとのこと。食べむらが起きると、停滞どころか、むしろ下がる場合も多いため。比較的女の子は食べむらが少なく、地道に体重増加をするので、性別が異なれば、育児法も若干異なることを理解すること
◇症状:同上
◇母親側の除去:同上
◇母親側の食事:キヌア、サツマイモ(特に、フレーク)、生山芋、レーズンなどが微妙な食品となる。素材そのものが原因でもあるが、食べる量も症状の有無に関与
7ヶ月
(2004年
2月下旬)
栄養指導
(母乳を通じて、きびに強く症状を示したこと)
◇きびはタンパクを多く含むが、油脂類も多いため、その油脂類が原因で発症した可能性が高いこと
◇粉を用いた日に強く症状が出ているのは、粉は表面積が粒より広いため、油脂類が酸化されている場合が多いこと。これを改善するためには、どの雑穀も毎回粒をミルで引いてから利用すること
◇きびは西日本出身の人(先祖をもつ人)があたりやすいこと。それはきびの栽培の北限が低く、北の方では栽培できないため、東北地方などの人に比べて食べる頻度が多かったことが考えられること(稗や粟は寒冷地区で育つので)
◇今流行のホワイトソルガム(白たかきび)やコーリャン(たかきび)を回転に加えている人、加えたい人がいるけど、稗・粟・きびの3種にこれらを加えると、きびの日が増えるだけで、回転の意味がなくなること。つまり、同じきび種で、発生学的にも非常に近縁であることから、うるちきびで症状が出ると、これらにも症状が出る可能性が高いこと。また、同じく近縁であるトウモロコシも発症率が高いため、ホワイトソルガム、コーリャン、トウモロコシ、うるちきび、もちきび全般の完全除去
◇きびはイネ科、米も麦もイネ科であり、共通抗原をもつため、離乳食にはイネ科全般に症状が出ると困るので、ケアライス、ゆきひかり、稗、粟という以外に、イネ科ではないアマランサスやキヌア、イモ類、カボチャを加えること
◇きびに症状を示すと、皮膚が切れやすくなる(目尻、耳などあらゆるところ)

(離乳の進め方)
◇先生の前でも口くちゅくちゅをたくさんしていたので、早めに裏ごし、重湯、お粥に入った方が良いかもしれないこと
◇かぼちゃ、サツマイモを穀類の代用として早めにとりいれると良いが、これらは甘くておいしいため、他の穀類を食べなくなる可能性が高いので(実際にそういうお子さんが多い)、粉を購入して、お湯で溶かしたあと、煮てとろとろをあげた方が良いかもしれないこと。そのまま野菜そのものを利用するにしても、水に浸してあく抜きは充分にすること
◇穀類の回転に関しては、上記のきびのところで記述した通り。
◇7ヶ月はじめ現在で、まだスープ段階(最初の1順目)なので、8ヶ月にタンパクがはじめられるかは微妙な状況

(その他)
◇授乳回数が平均12回と多いので、10回くらいにすること(夜は多くてもOK)
◇脂漏性湿疹:油脂類や大豆が関与するのは黄色いふけのときで、白い場合、乾燥が原因である可能性が高く、春になれば徐々に改善するだろうとのこと
◇油脂類(大豆油、素材に含まれる油脂など)が発症の原因であるとき、耳切れや目尻などが切れることが多く、アマランサスでは肛門周辺部が切れることが多い
◇症状:同上+うるちきびで強く発症(経母:特に1月後半頃から食べるごとに徐々に症状が強くなっていたことに、後日気づく)
◇6ヶ月半ばより離乳開始(野菜スープより)
◇母親側の除去:同上+きび全般・とうもろこしとなる(栄養指導後)
◇母親側の食事:米を「通常米」から「ゆきひかり」に変更(7ヶ月前半より)、上記で微妙な症状がでた素材は、きびが関連している可能性あり(栄養指導後)
8ヶ月
(2004年
4月上旬)
栄養指導
(離乳の進め方)
◇穀類の回転:低アレルゲン化したご飯(3種類)とデンプン類の回転は継続ですが、低アレルゲン化したご飯を1週間ごとに回転すること
<例>
第1週:AFTライス→さくさく粉→AFT→カボチャ→AFT→タピオカ粉→AFT→
第2週:サツマイモ→Aカットご飯→さくさく粉→Aカット→…
◇腸内細菌のバランスを整え、善玉菌を増やすために(カンジダ増殖防止)、精製オリゴ糖(ラフィノース)の摂取
◇タピオカ、さくさくの使用はOKだが、腸を鍛えるための食物繊維が含まれていないことから、海藻類・カボチャ・サツマイモを野菜とともに積極的に回転に取り入れ、腸の内面からお腹を丈夫にすること(雑穀使用ができないため)

(食事以外の影響)
◇現在の症状は本当のアレルゲン以外の影響が大きい
◇予防接種(3種混合)により体内の免疫活性が高められている状態、かつ7ヶ月末〜8ヶ月はじめの旅行・帰省による疲れ&気候変化に伴う移動(西から東への気候変化の移動に応じて、西から東へと移動)のため、体内の免疫環境がぐちゃぐちゃ。
◇上記のような症状が出やすい時期は、本来は離乳食で新しい素材を試すことはやめた方が良く、量も与えすぎないこと
◇気候過敏型の子(他の子より、早めにいろいろ察知するタイプ)は成長が早い
◇症状:7ヶ月末〜8ヶ月はじめの旅行・帰省疲れ&気候変化に伴う移動&予防接種(3種混合)により、耳切れ・目の周囲の赤みなどが出やすい状態
◇天候が大きく崩れたり、寒暖の差が激しくなると、症状悪化している様子
◇母親側の食事:牛肉少しで大号泣&様子がおかしくなったこと&小麦パン少量で蕁麻疹のため、除去継続
◇サツマイモ、レーズンはOK
◇後半から2回食への移行準備として、週に2回だけ2回食(様子を観察中)
9ヶ月
(2004年
5月半ば)
受診
◇血液検査のための採血

栄養指導
◇天候・気候過敏型のため、梅雨入りをする6月中旬頃までに、魚のスープを週に1度程度試すこと→OKなら、身を5gから徐々に量をアップし、週に2回までOKとする(天候が良い日に)
◇スープは当日朝一で魚を購入し(鮮度が重要)、2回ゆでこぼしたあと、3回目のゆで汁を計量スプーンの小さじではなく、離乳用スプーン1さじを与えること→OKなら翌週2さじ、次は3回ゆでた身を約5gから与え、5gずつ量をアップすること
◇梅雨入りでタンパク源などの新たな素材選びを中止した場合、先に3回食に移行し、生活リズムを身につけること:朝食が午前7−8時頃、昼食が午後12時頃、夕食が午後6−7時頃を目安とする
◇10ヶ月なので、ゆきひかり(通常精白米)を試してもOKだが、ケアライスなどと異なり、抗原度がはるかに高いので、週に1回、重湯を離乳スプーン1さじからにすること
◇肛門の赤み:素材のみならず、体調や天候にも左右されるので、なるべく天候が良い日に新しい素材に挑戦すること
◇おむつかぶれ:ほとんどしなくなる
◇口周囲の赤みは離乳が進むにつれ、顕著になる→よだれも多いことが原因
◇肛門周囲の赤み:軽度、食事や天候により影響されている模様→実家に帰省したときは綺麗になるので、水など環境要因も大きいかも…
◇背中や胸に湿疹が出ることはほとんどなくなる→主に顔に症状が出る
◇脂質の多い食事をすると(ママ側)、耳切れが起こる
◇離乳食:2回が安定し、食べる量・意欲もアップ
◇5月末よりタンパク源開始
10ヶ月
(2004年
6月下旬)
受診検査の詳細
◇RAST:すべてスコア0、皮膚テスト:ハウスダスト擬陽性(卵白が陰性になる)
◇IgEが6と抑えられているが、IgAが異常に低いため(10ヶ月の基準値が約50前後であるところが18)、アレルギー症状を抑える力が少ない
◇上記と同様
◇皮膚テストのハウスダスト:遅延的に赤みが大きくなったので、陽性と判断している
11ヶ月
(2004年
7月前半)
栄養指導
◇遅延型の症状がメインなので、検査結果があてにならないことがほとんどなので、とりあえず、食べさせてみること
◇遅延型が多いので、本人が食べることを嫌がる場合は無理をして離乳食を与えないこと。現時点では、離乳食(食事)からの栄養摂取を重要視して考えない方が無難であること
◇満月症状悪化説は欧州ではそういう説もあるが、日本では認められていないので、その前後1週間くらいの気圧変化を調べてみると良いかも。他の満月の時の症状とも比較検討の価値があるかも…
◇体格からも完全3回食にして問題なし

(その他の内容)
◇ほとんどの国産油に大豆油0.1ppm程度含まれる理由は、油の酸化を防ぐための保存料が大豆由来であること。その含量が表示義務(10ppm以上)の必要性がない量で、PCR検定で検出不可能な量。その表示義務の設定値を厳密にすると、検査量が商品に跳ね返るので、需要量が少ないアレルギー対応食品だと、さらに高価になり、さらに苦しい食生活をアレルギーっ子を持つ家庭は強いられるため
◇ゴマの抗原性について。ゴマ種子そのものも抗原性は高いが、最も高いのはごま油。昔はゴマから圧搾抽出の際、石をゆっくりと回転させていたため、熱がほとんど発生することなく、抽出過程での油の酸化はほとんどなかったけど、現代は機械導入でどうしても熱が発生し、酸化しやすくなっている。この酸化した油が発症の大きな原因となっている。特に、都会でのゴマ感作が多いらしい。
◇しらす、ちりめんなどの小魚類(稚魚であるため、その卵巣)と卵の関連性(共通抗原)。一部の先生が相関関係を調べたけど認められておらず。そのため、親がどれだけ今までに多食をしてきたかが、アレルゲンとなるかどうかではないかとの仮説が立てられる。本来のアレルゲンは体内に刻み込むような感じで強く抗原性として現れるけど、多食による場合は、周囲から大きく包まれるような感じで徐々に抗原化している違いがある。この場合、親と子の2代で、この抗原性を中和しようとするため、子供にアレルギーとして発症する可能性も考えられる(仮説)。
◇上記と同様+汗疹(背中の首の下部分)
◇離乳食:2回食→3回食への移行練習(週に2回程度、3回食)


<栄養指導>
1歳2歳


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