アレルギー・アトピー

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子どもの治療記録
娘のトラブル事件簿(検査以外の食品が原因)

現在まで行ってきた主な除去食の解除試験は、鶏ささみ、卵黄、全卵(卵白がメイン)、ヨーグルト、牛乳の5種類で(これらの最初の試験のみクリニック内)、あとは豆腐、チーズ、生クリームなど(これらはすべて自宅)です。主な5種類に関しては、1歳0ヶ月にはじまり、2歳0ヶ月で終えるという、1年がかりの仕事でした。最後の試験になるほど順調に進みましたが、試験を開始した頃は、湿疹が出るとか、痒みを生じるなどのトラブル続きでした。もちろん、風邪などで体調を崩しがちだったのが、2歳に近づくほど抵抗力がついて強くなってきたということも少なからず関係していると思っています。特に、皮内テストで反応が出ていた卵は、トラブル続きだった覚えがあります。でも、徐々に卵に対する抵抗力もつき、週に1−2回、各回約2/3個程度までなら、今ではトラブルもなく食べられるようになりました。もちろん、体調が悪いときは別です。今はほんの少しずつですが、卵の二次食品(からあげ、天ぷら、パンなど、卵をつなぎに使っている食品)にも挑戦しております。そして、牛乳・乳製品も少し入っている二次食品はまだはじめたばかりですが、徐々に進めています。これらと同時に卵と牛乳そのものを同時に食しても大丈夫かも見ていかないといけません。同日(食事に利用する時間帯をずらした場合)は一度試してみたのですが、大丈夫のようでした。これからも上記の食品、特に様々な食品に利用されている卵と牛乳に関しては、どの程度を毎日食べ続けられるかなど、残された課題は山積みです。

これから幼稚園〜小学校にあがるまでの期間(我が家は2年保育・弁当持参の幼稚園)、なるべく食事管理をしっかりと続け、通常食(普通の子供と同じ食事内容)にできるかが課題だと思います。もちろん、その間に食生活が大きく乱れると(アレルギー症状が治まったからと安心することにより、アレルギーの再発を招き、せっかく頑張ってきた除去食などが無意味になるので、私のできる範囲で頑張りたいと思います。ところで、メインの除去食解除を終え、次段階に入った状況の中でのトラブル話を今後書いていきたいと思います。これらは上記のアレルゲン以外の食品が原因によるものです。


<事件簿1> コンビニやスーパーなどの弁当・惣菜の連日摂取により、痒みが生じる!
ある程度、除去食の解除が進めば、コンビニやスーパーの惣菜などを利用する機会が多くなります。あくまで、親の気持ち次第(少しは楽したいよという)ですが… もちろん、原因となるアレルゲンの入っていない食品です。特に、お出かけの際や食事を作る親の体調不良の場合は必然的に多くなります。ところで、私が第2子の妊娠によるつわり・発熱などで体調不良に陥り、食事を作ったり、見たりするのが不快になった時期がありました。ちょうど年末年始の長期休暇の終わり頃だったので、旦那が食事作りに協力をしてくれました。味噌汁や野菜炒めなどは作ってくれるのですが、煮物となると、どうしても市販品を利用せざるを得ません。幸い、たまに食べさせる分には問題がなかったので安心をしていたのですが、さすがに3−4日連続となると駄目でした。寝られないほどの痒みではないのですが、寝る前や夜中にお腹を散々かきまくり、きれいな肌が細かい傷だらけのお腹となってしまいました。もちろん、肌もかさかさになっていたので、冬の乾燥時期と重なったことは言うまでもありませんが、これを機にとても反省をしました。気づいたときから、煮物など市販品を食べさせることを一切やめました。すると、1週間もたたないうちに痒みは治まったようで掻かなくなりました。

肌も少しずつ綺麗になり、約2週間位で、少し傷跡が残るものの、元の肌に近くなりました。しかし、完全に綺麗になるには、約2ヶ月半かかりました。痒みが治まったのち、外食を何度かしましたが、大丈夫のようです。また、あらかじめ工場でパックに詰められた惣菜ではなく、添加物・保存料を利用していないと書いてある、その場で調理・パックをしているものでは、一応大丈夫でした。ほんの少しは痒みがあるのかもしれませんが、大げさにかくことはありませんでした。結局、何が主な原因なのかを考えると、食材そのものではなく、保存料など添加物なのです。コンビニの弁当や惣菜、おにぎりなどには表示しきれないほどの添加物が入っていることを知っていましたが、やはり、スーパーの食材でも添加物がそれなりにたくさん入っているのです。もちろん、原材料として、少し表示はされていますが… 

以前見たテレビでは、原材料に表示をされている保存料・添加物などを構成する大元の原材料(未表示)まで追求していくと、200種類以上にのぼり、業者さん自身が把握できないほどだそうです。食事の手軽さや利便性から、これらの食品を常用するのが普通の生活となり、普段の食生活から切り離せない状態となっていますが、自分達の知らないうちに、これだけの加工物を体に取り入れているわけです。もちろん、健康な人がこれらを毎日食べていても、あまり深刻な問題となる人は少ないと思います(過敏症の人は除く)。でも、これらは大人だけではなく、もう胎児の頃から子供は普通に体内に取り入れている時代になっているのです。そのため、食品そのものではなく、これらの保存剤や添加物に反応を示す子供たちが増えているようです。検査では、どの食品も陰性なのに、アレルギー症状が出るというお子さんをお持ちの方は、ぜひ一度、普段の食生活を見直してみると良いかもしれません。通常の加工品のみならず、ベビーフードも含まれます。ちなみに、食品添加物のみならず、残留農薬に反応する子供も増えているようです。現在、許可されている食品添加物や残留農薬はそれぞれ数百種類にのぼるようなので、原因追求は非常に困難です。保存料などの添加物以外に考えられるとすれば、煮物を作る際によく用いられる鰹出汁です。下記に示すように鰹節そのものに反応が出るためで、加工品に入っている程度の鰹出汁はOKだが、連続摂取では??のためです。

◇原因となる食品の摂取:2002年12月末〜2003年1月5日(2歳1ヶ月)
◇症状に気づいた日:1月6日、肌の完治:3月中旬

<参考>
◇詳細は、食品添加物・残留農薬の項を参考。
◇コンビニ、スーパー、外食などの食品は利益を第一目的として調理されたものであるため、素材は劣悪で、食品添加物で旨みを出しているようです。これらの製品のことを「三次食品」と呼ぶようです。普段、「二次食品」と呼んでいるものは、完全な手作り、もしくは半調理品のもの(半調理品だと、ある程度、油や調味料などを自分で選択できるため)を指すようです。


<事件簿2> 鰹節
鰹節が駄目なことに気づいたのは、1歳7ヶ月のときでした。おひたしのほうれん草に鰹節をかけたものを初めて食べさせた夜のことです。ほうれん草がOKであることは確認済みです。夜中に背中が痒くて、なかなか寝られなず、湿疹も伴っています。5日目にほっかほか亭の海苔弁にかかっていた昆布+鰹節で再度挑戦をしましたが、同様の結果でした。それまでは外出先でたまに煮物やうどんなど鰹出汁でできたものは食べていたのですが、それはOKでした。そのため、鰹節の出汁による調理品をたまに食べる程度は大丈夫だけれども、鰹節そのものをしばらく除去することにしました。

◇原因となる食品の摂取:2002年7月11日夕食または15日昼食(1歳7ヶ月)
◇症状に気づいた日:同日就寝時、完治:3日後


<事件簿3> 鰹節もしくはアーモンド入りクッキーにより、膝裏の関節が赤くなる!
除去がある程度進み、食事管理に対する気持ちが緩むことがあります。帰省時、友人宅にお邪魔した際、郷土の団子汁とクッキーをご馳走になりました。鰹節そのもので症状が出ることはわかっていたのですが、鰹出汁ならたまに食べても大丈夫だったので、団子汁の上に載っていた鰹節をできる限り除き、団子とささぎ豆のみを少し食べさせました。また、卵・乳入りのクッキーも1枚程度なら大丈夫だということもわかっていたので、小さいサイズのものを3−4枚食べさせました。ただ、アレルゲンとしては少し強めのアーモンドが、そのクッキーには入っていました(アーモンドそのものは食べたことがない)。すぐには症状が出なかったので安心をしていると、夕方頃より右側膝裏の関節の一部が赤くなっています。反対側の左側はほんの少し赤いかなという程度です。膝裏が赤くなったのは久しぶりで、原因は上記の二つ以外は考えられません。どちらが主原因かはわかりませんが(単独による原因か、複合的な要因が原因かは不明)、団子にまとわりついた鰹節を完全に除去できなかった可能性と、アーモンドもしくは食べたクッキーの量が若干多めだったことによるものと思われます。私としては、鰹節を主原因と考えています。当日の夜中は痒みが出なかったようで、事件簿1のように、お腹に痒みを生じることはなかったようで、傷を作るまではいかなかったのがせめてもの救いです。

普通、食物アレルギーというと、検査で陽性が出たアレルゲンを含む食品だけに目が奪われ、それ以外のものにまで配慮することが少ないのですが、娘はメインのアレルゲン以外に症状が出る食物が徐々にわかってきた状態です。それでも、時間が経てば、少し位は…と思ってあげるのですが、やはり、駄目な場合はほんの少しでも症状がでるので、まだまだ普通の子供と同じようにはいかないのが現状です。

◇原因となる食品の摂取:2003年4月16日午後(2歳4ヶ月)
◇症状に気づいた日:同日夕方、肌の完治:5月中旬


<事件簿4> スーパーで購入した鰻の蒲焼もしくは土産の饅頭により、瞼が腫れる!
里帰り出産のため、実家に帰省をしてまもなくのことです。梅雨のじめじめとした季節で、田舎で、家の周囲には木々が多く、蚊がとても多く、日々どこかしら虫刺されにより、肌が赤くなっていました。当然、顔のおでこにも数箇所かまれていたので、最初は左瞼の腫れも虫刺されによるものと考えていました。しかし、なぜか瞼が腫れた夜中に寝ぐずりが激しくなり、1度完全に起こしたくらいです。そして、瞼を見ると、腫れがひどくなり、左目が右目の半分しか開かない状態になっていました。大泣きと痒みにより目をこすったこともありますが… よく観察をしてみると、虫刺されと異なり、刺された跡がありません。そのため、アレルギーの可能性を疑いました。原因として考えられたのは、当日の朝食に食べた鰻の蒲焼です。これまでに生協(パル・システム)で購入した大隈産の蒲焼(たれは別添)は、一度に約1/3匹を食べても大丈夫だったので、スーパーで販売されていた国産の鰻なら大丈夫だろうと安易に考えていました。中国産もありましたが、安全性を考えて購入ませんでした。後日、中国産の鰻では、飼育の際に承認が降りていない抗生物質を使用している餌を用いていることが報道になり(市場に出る前に処分されたようですが)、驚いたのも事実です。

その後、そのお昼前から瞼が徐々に腫れだしたのです。次に考えられたのが、前日の夕食時に食べた、帰省時の土産の饅頭です。白餡のものですが、卵とバターが入っています。これまでにも同様の饅頭は約1/3程度なら食べたことはあったのですが、そのときは思い切って1個を食べさせていたのです(量的な問題が原因か?)。ただ、娘のこれまでの症状(特に、遅延型)を考えても、時間的には少し遅めのような気がするので、やはり、原因としての可能性は否定できないけれども、鰻の蒲焼が即時型の症状を誘発した主原因と考えています。

この鰻の蒲焼をこれまでにも時折食べているのに、どうして症状が出るの?(体調は悪くないのに…)と文章を読んで、考えた方が多いかもしれません。これは調理としたものとして販売されるまでに、どのくらい冷凍・解凍を繰り返しているかにより、品質の低下が問題となります。あとは調理体制というか、前述のことも含めて品質管理に対する問題です。これは何も娘だけが、スーパーなどの魚介類の調理品で症状が出ているわけではありません。魚介類の鮮度に過敏性の子供の場合、生協のように冷凍・解凍を繰り返していない冷凍品では症状が出なくても、スーパーで販売されている新鮮と考えられる刺身を加熱したもので、激しい嘔吐を繰り返した例があるからです。やはり、刺身とはいえ、冷凍・解凍を繰り返していると、質の低下により、症状を引き起こす物質が食品内に作られているようです。もちろん、調理に使われた調味料や添加物が異なる可能性も否定はできません。そこまではチェックをしていなかったので…

しかし、アレルギー・アトピー体質の子供の場合、同じ調理食品や食材でも、入手経路・品質管理(鮮度の問題)・使用された調味料や添加物などの微妙な差で症状が出る場合があるので、ある意味大変ですが、逆にいろいろ勉強させられることが多いのも事実です。その意味でも、食事管理(特に、素材の選択)がいかに重要だということが少しでもわかってもらえたと思います。

◇原因となる食品の摂取:2003年6月13日夕食または14日朝食(2歳6ヶ月)
◇症状に気づいた日:同日午後、瞼の完治:6月19日


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