アレルギー・アトピー

HOME TOP 掲示板過去ログ 母乳育児 レシピ集 ショップリスト

抗ヒスタミン薬(内服:主に皮膚疾患用) No.2

<はじめに>
1.商品名に関して
最初に販売された先発品(商品名の前に☆)および後発品について掲載(添付文書で確認できたもののみ)しております。同一成分・同一薬効でも、製薬業者が異なるため、商品名が異なっておりますので、実用書などを読んでも、医師処方の薬品名が該当しない場合はこちらを参考にして下さい。
2.剤形(商品名のあとの括弧の中)
簡略化のため、記号で示しました。錠剤(T=Tablet)、細粒(FG=Fine Granule)、顆粒(G=Granule)、シロップ(S=Syrup)、ドライシロップ(DS=Dry Syrup)、カプセル(C=Capsule)、液(So=Solution)
3.注意事項
牛乳アレルギーや乳糖不耐症の方のために、「乳糖」を含んでいる薬剤がある場合は明記しました。これら薬剤の中には、コーンやジャガイモでんぷん、着色料などが含まれているものもあります。もし、これらにアレルギーや過敏症がある場合は、必ず薬剤師に伝えるようにして下さい。
(2006年2月末現在)

<実際に処方される抗ヒスタミン薬(第一世代)>(前頁からの続き)
一般名 塩酸トリプロリジン
商品名 ☆ベネン(T・S)
併用注意 アルコール、MAO阻害剤、中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤、抗不安剤など)、抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、硫酸アトロピンなど)
注意事項 ◇ベネン(T)には乳糖が含まれています
◇低出生体重児・新生児の場合は、中枢神経系の副作用(痙攣や興奮など)が生じる可能性が高いので、服用しないことが望ましい
特記 中枢神経抑制作用が少なく、抗ヒスタミン薬(第一世代)の中では昼間の投与に最適
一般名 酒石酸アリメマジン
商品名 ☆アリメジン(T・P・S)
副作用 眠気が強い
併用注意 アルコール、MAO阻害剤、中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤、抗不安剤など)、降圧剤、アトロピン様作用を有する薬剤
注意事項 アリメジン(T・P)には乳糖が含まれています
特記 ◇鎮静作用と中枢神経抑制作用が強い
◇抗コリン作用が強い
◇抗ヒスタミン作用と止痒作用が認められています
一般名 塩酸プロメタジン
商品名 ☆ピレチア(T)、ヒベルナ糖衣(T)、塩酸プロメタジン(T)、ヒベルナ(P)
副作用 ◇眠気が強い
◇小児(特に、2歳以下)の場合、乳幼児突然死症候群(SIDS)や乳児睡眠時無呼吸発作が生じる場合があります
◇抗精神病薬および抗うつ薬との併用、もしくは本剤および併用薬の減量や中止により、発熱、意識障害、嚥下困難、発汗、頻脈、血圧の変動などを生じることがあります
併用注意 アルコール、降圧剤、中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤、抗不安剤など)
注意事項 ◇乳幼児への使用は、危険性が安全性を上回ると判断された場合のみ使用することが望ましい(有益性投与)
◇ピレチア(T)、ヒベルナ糖衣(T)、ヒベルナ(P)、塩酸プロメタジン(T)には乳糖が含まれています
◇制吐作用があるため、他の薬剤による中毒や腸閉塞、脳腫瘍による嘔吐症状を不明瞭にしてしまう場合があります
特記 ◇抗ヒスタミン作用、抗アナフィラキシー作用があります
◇抗パーキンソン作用があるため、動揺病、振せん、麻痺、パーキンソン病の治療薬としても使用されています
◇α遮断作用と局所麻酔作用があります
◇鎮静作用と中枢神経抑制作用が強い
◇抗コリン作用が強い
一般名 メチレンジサリチル酸プロメタジン
商品名 ☆ピレチア(FG)
副作用 ◇眠気が強い
◇小児(特に、2歳以下)の場合、乳幼児突然死症候群(SIDS)や乳児睡眠時無呼吸発作が生じる場合があります
◇抗精神病薬および抗うつ薬との併用、もしくは本剤および併用薬の減量や中止により、発熱、意識障害、嚥下困難、発汗、頻脈、血圧の変動などを生じることがあります
併用注意 アルコール、降圧剤、中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤、抗不安剤など)
注意事項 ◇乳幼児への使用は、危険性が安全性を上回ると判断された場合のみ使用することが望ましい(有益性投与)
◇ピレチア(FG)には乳糖が含まれています
◇制吐作用があるため、他の薬剤による中毒や腸閉塞、脳腫瘍による嘔吐症状を不明瞭にしてしまう場合があります
特記 ◇抗ヒスタミン作用、抗アナフィラキシー作用があります
◇抗パーキンソン作用があるため、動揺病、振せん、麻痺、パーキンソン病の治療薬としても使用されています
◇α遮断作用と局所麻酔作用があります
◇鎮静作用と中枢神経抑制作用が強い
◇抗コリン作用が強い
一般名 塩酸ホモクロルシクリジン
商品名 ☆ホモクロミン(T)、サンクミン(T)、パルファード(T)、ヒスタリジン(T)、ベラホルテン(T)、ホマダモン(T)、ホモクリシン(T)、ホモマレルミン(T)
併用注意 アルコール、MAO阻害剤、中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤、抗不安剤など)
注意事項 ホモクロミン(T)、サンクミン(T)、パルファード(T)、ヒスタリジン(T)、ベラホルテン(T)、ホマダモン(T)、ホモクリシン(T)、ホモマレルミン(T)には乳糖が含まれています
特記 ◇鎮静・催眠作用が比較的強い
◇抗ヒスタミン作用、抗セロトニン作用、抗アセチルコリン作用、抗ブラジキニン作用が認められています
◇抗アナフィラキシー作用があります
◇遅延作用物質との拮抗作用があります
一般名 パモ酸ヒドロキシジン
商品名 ☆アタラックス−P(C・DS・P)、ハタナジン(T)、ボブスール(T)
副作用 ◇ショック、アナフィラキシー様症状を起こす場合があります。蕁麻疹、胸部不快感、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難などが認められたら、服用を中止して医師もしくは医療機関にすぐに連絡して下さい
◇肝機能障害(GTP、GOP、LDHなどの上昇)や黄疸が出る場合があるので、定期的に血液検査を受け、異常が認められたら、服用を中止して下さい
併用注意 アルコール、中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔薬など)
注意事項 アタラックス−P(DS・P)、ハタナジン(T)には乳糖が含まれています
特記 ◇中枢抑制作用(静穏作用)が認めらているので、鎮静薬、トランキライザー、制吐薬としても使用されています
◇抗ヒスタミン作用と強力な抗アレルギー作用が認められています
一般名 塩酸ヒドロキシジン
商品名 ☆アタラックス(T)、ジスロン(T)
副作用 ◇ショック、アナフィラキシー様症状を起こす場合があります。蕁麻疹、胸部不快感、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難などが認められたら、服用を中止して医師もしくは医療機関にすぐに連絡して下さい
◇肝機能障害(GTP、GOP、LDHなどの上昇)や黄疸が出る場合があるので、定期的に血液検査を受け、異常が認められたら、服用を中止して下さい
併用注意 アルコール、中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔薬など)
注意事項 アタラックス(T)、ジスロン(T)には乳糖が含まれています
特記 ◇中枢抑制作用(静穏作用、抗不安作用)が認めらているので、鎮静薬、トランキライザー、制吐薬としても使用されています
◇抗ヒスタミン作用と強力な抗アレルギー作用が認められています
一般名 塩酸シプロヘプタジン
商品名 ☆ペリアクチン(T・P・S)、イフラサール(S)、サイプロミン(S)、シプロアチン(S)
副作用 ◇中枢神経系の副作用(錯乱、痙攣など)を生じる場合があります
◇重篤な血液障害を生じることがあるので、定期的に血液検査を行って下さい
◇肝機能障害(GTP、GOP、LDHなどの上昇)や黄疸が出る場合があるので、定期的に血液検査を受け、異常が認められたら、服用を中止して下さい
併用注意 アルコール、MAO阻害剤、中枢神経抑制剤(催眠・鎮静剤、トランキライザー、抗不安剤など)、抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、硫酸アトロピンなど)
注意事項 ◇低出生体重児・新生児の場合は服用しないこと(禁止)
◇乳幼児では、副作用が強く現われる場合があります
◇ペリアクチン(T・P)には乳糖が含まれています
特記 ◇抗ヒスタミン作用、抗セロトニン作用、抗アセチルコリン作用が認められています
◇食欲増進作用があります


<参考文献>
医薬品医療機器情報提供ホームページ:添付文書情報、独立行政法人医薬品医療機器総合機構
◇中川武正、詳しくわかるアレルギーの薬、p124−130&148−149、法研、2003年
 (この著書の感想はおすすめの本内にあります)


Copyright(c)2005− おでびびはうす All rights reserved.
Templates by 0407