アレルギー・アトピー

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食物アレルギー・アトピーっ子の予防接種

1.予防接種可能かどうかの判断
はしか、インフルエンザ、おたふく風邪のワクチン、ツベルクリン検査試薬には、微量の鶏卵成分が含まれています。アレルギー症状が強い場合、または過敏反応を示す子供の場合は、医師との相談が必ず必要です。症状や過敏反応が強い期間は、予防接種を避けるか、ある程度の年齢がきて、アレルギー症状や過敏反応が弱くなってきた頃に接種することが望ましいと思います。それ以外の場合は、皮膚検査をうけて、予防接種を受けられるかどうかを調べることが可能です。皮内テストで接種可能ならば、予防接種を受けても問題ありません(参照:我が家の予防接種)。ただし、軽度のアレルギーとはいえ、体調如何により、副反応やアレルギー症状が出る可能性もあるので、必ず体調が良好の日(咳や鼻水、喘息などが出ていない、皮膚症状が悪化していない時期など)を選ぶことをおすすめします。参考までに、血液検査で高めのスコアが出ている場合もしくは皮内テストでぎりぎり接種可能だった場合、1度にすべての接種液を体内に入れるのではなく、2-4回程度にわけて、時間間隔をおきながら接種をするようです(アナフィラキシーショックなどを避けるため)。

また、アレルギー症状は出ていませんが、これらの接種を受けるまでに、離乳食に卵をとりいれていない場合があります。医師によっては、「予防接種までに卵を食べさせなさい」という方もおられるようですが、その必要はありません。上記で書いたように、接種当日に皮内テストを受けて接種可能かどうかの判断の方が重要だからです。理由は、どの予防接種にしろ、微量の卵成分だけに反応して、アレルギー症状を含む副反応をおこすわけではありません。予防接種液に含まれる添加物(安定剤や抗生物質など)に対して、反応を起こす可能性の方が高いからです。その意味でも、卵を直前に少量食べさせてOKだからといって、これらの予防接種液に対して、アレルギー症状を含む副反応を起こさないとはいえないからです。

その他のワクチンに関しては比較的安全ですが、念のために、上記と同様に、最初に皮内テストを受けてから予防接種を受けることをおすすめします。ただし、BCGに関しては、湿疹の状態が悪化している場合は、予防接種を避けた方が無難のようです。これは結果が判断しづらいことと、予防接種を受けた部位の周辺部の皮膚症状が悪化する懸念もあるためだそうです。また、これらの予防接種も、上記と同様、必ず体調の良い日を選ばないと、副反応やアレルギー症状の出る可能性が高くなるので注意をして下さい。

また、アレルギーっ子の予防接種に関しては、こちらの文献も参考になると思います。

ワクチン インフルエンザHAワクチン
添加物 (化血研・生研・ビケン)ホルマリン、チメロサール、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム
(フルーピック)ホルマリン、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム
(北研)ホルマリン、ポリソルベート、チメロサール、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム
(S北研)ホルマリン、ポリソルベート、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム
注意事項 インフルエンザウイルスを発育鶏卵で培養後、精製しているため、鶏卵成分がワクチン内に含まれる可能性があります。卵アレルギーもしくは鶏に過敏症がある場合、接種を避けるか、慎重に行う必要があります。
ワクチン おたふくかぜ生ワクチン
添加物 (タケダ)乳糖(ウシ乳由来)、L−グルタミン酸カリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、硫酸カナマイシン、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)、フェノールレッド
(北研)乳糖(ウシ乳由来)、D−ソルビトール、L−グルタミン酸ナトリウム、硫酸カナマイシン、ラクトビオン酸エリスロマイシン、フェノールレッド
(化血研)人血清アルブミン、白糖、塩酸アルギニン、T.C.Medium199
注意事項 ◇狂毒生ムンプスウイルス(おたふく風邪の原因となるウイルス)を鶏胚初代培養細胞を用いて、増殖・凍結乾燥しています。鶏または卵にアレルギーがある場合は、慎重に行う必要があります。
◇製造工程でウシの血清、乳由来成分(ラクトアルブミン水解物)、ブタの膵臓由来成分、ウマ肉由来成分またはヒツジの毛由来成分を使用しています。牛肉、牛乳、豚肉(すべて)、馬肉もしくは羊肉(化血研)に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン はしか生ワクチン
添加物 (北研)乳糖(ウシ乳由来)、D−ソルビトール、L−グルタミン酸ナトリウム、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)、硫酸カナマイシン
注意事項 ◇乾燥弱毒生麻疹ウイルスを鶏胚初代培養細胞を用いて、増殖・凍結乾燥しています。鶏または卵にアレルギーがある場合は、慎重に行う必要があります。
◇製造工程でウシの血清、乳由来成分(ラクトアルブミン水解物)、ブタの膵臓由来成分、ヒツジの毛由来成分を使用しています。牛肉、牛乳、豚肉、羊肉に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン 水疱瘡(水痘)生ワクチン
添加物 (ビケン生ワクチン)塩化ナトリウム、塩化カリウム、L−グルタミン酸ナトリウム、精製白糖、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、硫酸カナマイシン、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)
(ビケン水痘抗原)TCM−199、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)、硫酸カナマイシン
注意事項 製造工程でウシの血清、牛乳由来成分、ブタの膵臓由来成分を使用しています。牛肉、牛乳、豚肉に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン 風しん生ワクチン
添加物 (化血研)乳糖(ウシ乳由来)、塩酸アルギニン、人血清アルブミン、T.C.Medium199
(タケダ・ビケン)乳糖(ウシ乳由来)、L−グルタミン酸カリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)、硫酸カナマイシン、フェノールレッド
(北研)乳糖(ウシ乳由来)、L−グルタミン酸ナトリウム、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)、硫酸カナマイシン
注意事項 製造工程でウサギの腎の初代培養細胞、ウシの血清、乳由来成分、ブタの膵臓由来成分、ヒツジの毛由来成分(タケダ以外)またはウマの筋肉を使用しています。ウサギ肉、牛肉、牛乳、豚肉、馬肉、羊肉(タケダ以外)に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン 経口生ポリオワクチンI・II・III型混合
添加物 (日本ポリオ)ラクトアルブミン加水分解物(ウシ乳由来)、ゼラチン(豚由来)、精製白糖、硫酸ストレプトマイシン、ラクトビオン酸エリスロマイシン(ウシ乳由来)、フェノールレッド
注意事項 製造工程でウシの血清、乳由来成分、ブタ由来成分を使用しています。牛肉、豚肉、ゼラチンに過敏な方はご注意下さい。また、牛乳アレルギーのある方はラクトアルブミン加水分解物が入っているので、医師と相談して下さい。
ワクチン 乾燥BCGワクチン
添加物 (日本ビーシージーサプライ)グルタミン酸ナトリウム、生理食塩水
注意事項 製造工程でウシの胆汁由来成分を使用しています。牛肉に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン 一般診断用精製ツベルクリン(PPD)
(主成分は、ヒト型結核菌を加熱殺菌後、精製したもの)
添加物 (日本ビーシージー)乳糖(ウシ乳由来)、リン酸水素ナトリウム、リン酸第二水素カリウム、塩化ナトリウム、フェノール、注射用水
注意事項 製造工程で鶏卵を使用しています。また乳由来成分が含まれているので、卵・牛乳に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン 日本脳炎ワクチン
添加物 (化血研シリンジ・化血研N)チメロサール、ブドウ糖、グリシン、ホルマリン、ポリソルベート80、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム
(S北研)ホルマリン、ポリソルベート80、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、ベンジルアルコール
(生研)チメロサール、ホルマリン、ポリソルベート80、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム
(ビケン)チメロサール、ホルマリン、ポリソルベート80、D−ソルビトール、TCM−199
(タケダ・キット)ホルマリン、ポリソルベート80、フェノキシエタノール
注意事項 製造工程でウシの血清、乳由来成分(以上、タケダ・キット)、ヒツジの毛由来成分(ビケン)を使用しています。牛肉・牛乳(タケダ・キット)、羊肉(ビケン)に過敏な方はご注意下さい。
ワクチン 沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合(DPT三種混合)ワクチン
添加物 (化血研シリンジ)チメロサール、ブドウ糖、塩酸リジン、ホルマリン、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、塩化アルミニウム(III)六水和物
注意事項 製造工程でウシの血清、乳由来成分(スキムミルクなど)、肝臓、肉、ウマの血清及びブタの膵臓・胃由来成分、クジラの心臓由来成分を使用しています。牛肉、牛乳、豚肉、馬肉もしくはクジラ肉に過敏な方はご注意下さい。
(2006年2月上旬)



<参考文献>
医薬品医療機器情報提供ホームページ:添付文書情報、独立行政法人医薬品医療機器総合機構


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