アレルギー・アトピー

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保育園・幼稚園体験談
行事参加に関する悩み(節分の豆まき)

アレルギー・アトピーっ子が保育園・幼稚園に入園する際には、多くの不安がつきまといます。ここでは、多くの方の園選び、入園前後に行うこと、入園後の様子や実際に起こったトラブルなどの体験談を分野別にまとめてみました。それらをもとに、今後の園選びをする際に、少しでも安心して、お子さんを入園させることができるための参考資料となることを願っております。入園のための園選び・入園前後の話し合いなど、重要だと思われるポイントのダイジェスト版はこちらです。


<悩む背景>
食物アレルギーがあるといえば、卵・乳製品だけ注意をすれば良いと思われがちで、他のアレルゲンについては、知らない人が多いのも現状です。特に、落花生(ピーナッツ)などのナッツ類にまで目が行き届くことはほとんどありません。しかし、ナッツ類は抗原性が高く、アナフィラキシーショックを起こしやすい食品として有名です。その殻の粉が飛散しただけでも、気管支喘息様症状を起こす場合も少なくありません。アメリカでは主なアレルゲンの代表格で、アナフィラキシーの死亡原因の約半分を占めるほどで、エピネン(エピネフリンの自己注射:アナフィラキシー発症時の緊急対応薬)を持ち歩く人が多いそうです。

最近、乳幼児におけるナッツ類陽性が増えてきました。しかし、その現状と反するかのごとく、保育園・幼稚園・児童館・学校などでの豆まき行事では、従来の大豆にかわり、落花生(殻つき)をまくところが増えてきました。もちろん、昔から、その地域性の違いにより、東北や北海道・千葉などでは、基本的に大豆ではなく、落花生を用いるところもあります。最近はまいた後の豆を食べることを考えた衛生面や栄養面を考え、大豆にかわるところが増えたようです。特に、関東より北が多いそうですが、他の地区でも一部あります(他地域の例:体験談のDさん&娘さん)。

そのため、アレルギー検査でナッツ類に陽性があることがわかっている場合はもちろんのこと、多くの食品にアレルギー反応を示したり、喘息やアナフィラキシーの既往歴がある場合などは、その行事参加については見送られた方が賢明かもしれません(行事欠席の例:体験談のYさん&娘さん、Sさん&お子さん)。この落花生まき当日はもちろんのこと、翌日も床に落ちた殻粉末が舞い上がることで、発症する場合があるようです。

もちろん、他のアレルギー・アトピーっ子の場合(ナッツ類陰性もしくは未検査)でも、その時の体調如何では、アレルギー性鼻炎や喘息、白目が腫れたりする原因となる場合もありますので、注意が必要だと思われます。一説によると、食物アレルギーをもつ人のうち約4割が、ナッツ類に何らかの過敏症を示すそうです。

<ナッツ類の基礎知識>
ピーナッツは食べること以外に、接触・吸入によっても症状が出て、乳幼児では5歳くらいまでに発症する場合が多いようです。気管支喘息やアナフィラキシーなど強い症状を起こす食品の1つとしても有名です。また、食物依存性運動誘発アナフィラキシーの原因抗原でもあります。大豆アレルゲンとの相違は、大豆は自然寛界する場合が多いのに対し、ナッツ類は持続する場合が多いことです。ナッツ類の詳細については、こちらにまとめてありますので、参考にして下さい。


<Dさん&娘さん(1歳1ヶ月):幼児教室での体験>
今日、娘の幼児教室で節分の鬼のお面を作ることになりました。とっても楽しんでいたので、「よしよし」と思っていたら、その後、先生が「さぁ、豆をまきましょう!」といきなり落花生を目の前にばらまいたのです。その瞬間、血の気がひいてしまいました! 目の前に転がっている落花生を取ろうとする子供の手を必死で押さえていましたよ…

先生にはアレルギーがあるので、食べ物を与えないで欲しいことを伝えていたのですが、先生の頭には、アレルギーといえば、卵と牛乳に注意をすればいいという程度にしか思っていなかったようです。そこまで神経質になる必要もないのかもしれないのですが、以前、私の友人の子供が、父親のおつまみのピーナッツを食べてアナフィラキシーを起こしているので、ついつい… なんとか、落花生の被害は免れましたが、他の子は殻ごとバリバリと食べていました。それもうちの子と同じちょうど1歳の子です。何かあったらどうするの?と思いましたが、アレルギーのない子は実際にはこうなのかと、呆然としました。ちなみに、その子の大好物はお菓子のラムネらしいです。

ちなみに、今回はじめて落花生の豆まきを体験しました。私の小さい頃は大豆だったのに、よりによって落花生とは! 寿命が縮まりましたよ〜 今回は本当に何もなくて良かったです。これから子供が成長するにつれて、こういった場面に遭遇することが増えてくるのでしょうね。気をつけないと!

<Hさん&息子さん(1歳9ヶ月)>
節分でまかれた落花生で喘息発作やアナフィラキシーを起こす情報をまったく知らなくてあせりました。朝、職場に来て、トイレでこっそりと保育園に電話を入れて確認をしました。保育園では、外で煎った大豆をまくとのことなので、とりあえずは、大豆に反応がない息子ですので、ほっとしたところです。落花生をまくところがあるとは知りませんでした…

<Yさん&娘さん(2歳1ヶ月)>
結局、保育園の「節分集会」は欠席(他の部屋で遊んでいる)でお願いしました。神経質かなとも思ったのですが、私の安心は保育士の安心(笑)。本当に多くの行事があって、それをきっちりとしてくれる園なのですが、今日の行事が一番ドキドキ… 

事前にどんなことをするのか聞いておいて良かった〜!という感じです。
やはり、集団生活では、園(学校)側とのコミュニケーションが一番だと感じています。

<Sさん&お子さん>
うちは東北なので、節分には落花生をまきます。うちの子は大豆アレルギーなので、落花生なら…とも思いましたが、やはり、怖いので、保育園を休ませ、私も仕事を休みました。ちょうど(?!)風邪をひいていたので、病院に行ったりしていました。でも、2月の誕生日会をかねての節分集会だったので、2月生まれの息子にはかわいそうだったなと思いました。他にも食物アレルギーの子がいるので、落花生の怖さを伝えましたが、他の園児がどうしたのかはわかりません。

風邪で熱が出てきたので、明日もお休みするので(明日は旦那様が仕事を休んでくれるので)、豆まきの被害を受けなくてすみそうです。家では米まきをしました。片づけが面倒だったので、ベランダにまきました(笑)。学校や保育所など、子供の命を預かる場所では、もっとアレルギーについて知っておいて欲しいものですね。


ご協力を頂いた方には、厚く御礼申し上げます。


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