アレルギー・アトピー

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集団生活を送るために(保育園・幼稚園・小学校)

アレルギー・アトピーっ子が集団生活(保育園・幼稚園・小学校)に送り出す際の不安やトラブル、悩みなどは尽きないものです。入園・入学前のリサーチはもちろんのこと、入園・入学が決まれば、ご家庭と保育園・幼稚園などとの充分な話し合いをもつことが非常に重要となりますし、いざというときは主治医などをまじえた話し合いになるかもしれません。特に、食物アレルギーにおいては、除去食を行わないといけない場合がほとんどです。症状が落ち着いている場合でも、普通食で大丈夫かどうかはわかりません。環境の変化にくわえ、今まで食べたことがないものへの接触、またはアレルゲンの常時流入の可能性も高く、症状再発または悪化という話もよく聞きます。症状の少し強い方でしたら、食事などに注意をしていても、他の子供が周囲にいるわけであり、接触をしたために、ショックなどを起こす可能性も否定できませんし、現にそういう話も聞いています。親としてはとても大変なのですが、子供を安心して集団生活に送り出してあげるためにも、園または学校側との積極的な話し合いや行動が必要不可欠になる場合が多く見受けられます。

娘の場合、食物アレルギーとしては軽度です。しかし、色々トラブルなどの可能性を考慮すると、3年保育をさせることへの不安がありました。もちろん、近所の数箇所の幼稚園は完全給食のところはほとんどありません。週に1度とか、多くても半分だったと記憶していますが、それでも、私のストレス軽減のため、完全弁当である公立幼稚園に2年保育で入園させました。牛乳は除去解除になっていますが、鮮度・商品・体調によっては、すぐに腹痛・下痢を起こしますので、園での生活を楽しんでもらうためにも、昼食時に出る牛乳のみ、お断りしています。園で育てている野菜などを料理したものは食べさせてもらってますし、食べたことがないものは、ほんの少しだけにするとか、配慮もしてもらっています。また、いずれ、別項目としてまとめれればなと思います。


1.入園前
◇アレルギーに理解をしてくれる園の情報集めをすること(経験豊富かどうかなども重要事項)。実際に通われている保護者や卒園者の方に聞くことも重要なポイント。
◇園見学などにより、実際に先生方とお話をして、アレルギー対応の意思がどの程度あるか、実情はどうかなどを確認すること。また、先生方と信頼関係を築けるかどうかの判断も必要となることあり。
◇一次預かりができるなら、対応を見るために、試し預けをしてみること。また、預けるまでに少し期間の余裕があり、開放日がある園であれば、積極的に参加をして、園の様子を伺うこと。食事の席に同席をさせてもらうなども名案かも。
◇アレルギーを含め、生活全般(食生活・環境・運動など)がお子さんに適応しているかどうかを判断すること。
・食生活
余裕があるなら、弁当持参のところを選ぶこと。給食の場合、どの程度のアレルゲン対応があるか、もしくは現時点で行っているかを調査すること。万が一の場合は、弁当持参対応できるかどうか、もしくは弁当と給食の良いとこどりができるかどうかなど。
・環境
動物を園の建物内に飼っているかどうか、カーペットやジュウタンなどダニやカビ・ハウスダストなどの原因となるものがない、もしくは極力少ないことなどを確認すること。できれば、園の周囲の環境(排気ガスやごみ焼却場など)も確認すること。
・親子で負担(ストレス)にならないように、なるべく自宅もしくは職場の近所の園を選ぶこと。
◇服薬がある場合、服薬対応をしてもらえるか否かは重要なポイントであるため、必ず調査すること。できれば、服薬経験をしたことがある保育士さんがいる方がベスト。
◇緊急時のために、園の近所の小児科、総合病院などにカルテを残すこと(自宅やかかりつけの病院から遠くなる場合)。その際、アレルゲンや使用できる薬なども伝えたカルテ作りにすること。
◇子供(3歳位以降)に、食べられるものと食べられないもの、食事中の注意や症状などを根気よく教えて、心構えをさせること。

2.入園後
◇園の先生方と、お子さんのこれまでの症状の経緯や治療内容、生活内容などの全般をまとめたものを提出するなど、お互いのコミュニケーションを重要視する。特に、アレルゲンや今まで食べたことのある食材、ない食材をきちんと明記し、今後の対策法なども書いておくと、多くの先生方にも確認してもらえる(主治医に1度目を通してもらうと、なおさらGOOD)。また、医師の診断書や除去食に関する指示書をもらうこと。角田先生の「保育園・幼稚園の先生へ」、「小学校の先生へ」のお手紙を適宜アレンジして渡すこともおすすめ。
◇今後の具体策を検討すること。ショックなどの緊急時の対応や、状況に応じて、臨機応変に子供への対応をしてもらうことを依頼すること。
◇PTA活動や保護者参観など、保育士さんとの接触ができる機会には必ず参加することを心がけ、積極的にお子さんの現状などを話し合うきっかけをもつこと。
◇給食対応のところで、弁当になる場合(完全もしくは一部)、他のクラスメートとの相違性を感じないような配慮をしてもらえるかどうかを話し合うこと。例えば、給食の食器を借りること、あらかじめ給食の献立をもらい、どれだけ似たようなものを作れるか、もしくは用意していただけるか、食事中の保育士さんの配慮などを話し合うこと。
◇食物アレルギーの場合、他の子供の給食と間違えないこと、弁当の場合でも交換をしないことなど、誤食や混入、接触性(ナプキンやエプロン・箸や食器など)の面などについても充分配慮してもらえることを徹底的に訴えること(症状の悪化やショックなどを起こさないためにも)。特に、アレルゲンが多い場合や症状が強い場合など、園長先生、担任の先生、栄養士、調理師を交えて、できるだけ面談をしてもらうこと。
◇花粉などの環境アレルゲンがある場合、花粉の時期は外遊びを控える、または外遊びをしても、着替え、手洗いなど肌の露出部分の洗浄や沐浴などの対応ができるかどうかもお願いすること。ダニやハウスダストの場合は、園内の掃除、カーペットやジュウタンの掃除や保存方法、お昼寝用の布団の問題なども相談すること。動物に対するアレルゲンがある場合は、動物との触れ合いの際に、充分な配慮をしてもらうようにお願いすること(毛などの吸入防止にマスク着用、触れ合った後は着替えや手洗い、沐浴など)。
◇紫外線に弱い場合
日差しの強い日の外遊びは、長袖を着る、防止をかぶるなどの皮膚トラブルの予防策とスキンケアなどを申し出ること。
◇服薬の依頼
食事前後の抗アレルギー薬の内服、プール遊びや普段の外遊び後などのスキンケアと保湿剤などの塗布を申し出ること。
◇連絡帳
自宅での様子や症状のことなどをこまめに記述すること。症状の場合は、何が原因かなど可能性のあることまで明記しておくこと。日々のお礼を書いておくことも、ひとつのポイント。
◇具体策の申し入れ
昼間の生活全般を園に任せきりにするのではなく、「自分は○○に協力はするので、園側は○○をして欲しい」と具体策の申し入れをすること。通園しているアレルギー・アトピーっ子は一人ではないこと、それぞれの症状や治療方針に違いがあるため、具体策が明確でないと、対応しづらい部分があるため。文章の参考は、佐藤のり子著、「アレルギーっ子の暮らし応援BOOK」にあります。


ここでは集団生活を送るための準備や入園・入学後のことについて、調べたことをまとめてみました。経験者の方で、「こういうこともポイントだよ」ということがあれば、教えていただけると幸いです。また、実際に入園された方のお話はとても貴重なものなので、できる限り、サイト内に、まとめていきたいと思っています。

参考までに、下記のような体験談をまとめましたので、参考にして下さい。
保育園・幼稚園選びに関する悩み
入園・入学の際に困ったこと・その不安をクリアーした事例
保育園奮闘記(給食→弁当・おやつ持参&服薬開始)
保育園・幼稚園側との折り合い(給食)
保育園・幼稚園・小学校の除去食弁当(給食との兼ね合い)
保育園・幼稚園での誤食防止を考えた食事の様子
保育園・幼稚園での実際の誤食
入園・入学後の誤食とその予防対策
保育園・幼稚園における悩み(子供の心境)
保育園・幼稚園での行事参加に関する悩み(節分豆まき)
保育園・幼稚園での行事参加に関する悩み・解決策 
保育園・幼稚園での行事(食事関与)参加に関する悩み


<参考文献>
はじめのいっぽのホームページ
◇角田和彦、アレルギーっ子の生活百科のホームページ
◇角田和彦、アレルギーっ子の生活百科第3版、近代出版、2005
(この著書の感想はおすすめの本内にあります)


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