アレルギー・アトピー

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離乳の進め方(離乳後期)

<2回食→3回食への移行法>
お子さんの体調が良く、食欲もあることを確認して、2回食から3回食へ徐々に移行します。基本的な進め方は離乳初期や中期と同じです。この際の注意点ですが、いきなり与える量を増やさないことが重要です。後期になったから、一気にたくさんのものを消化できるようになるわけでもありません。消化に負担がかかれば、腸粘膜が荒れる原因となり、下痢や血便などの症状や新たにアレルゲンを増やす原因となります。そのため、最初は、2回食で与えていた2食目の量を半分にして、それを2食目・3食目の2回で与えます。もしくは2食目を半分より多くして、3食目を半分より少なくして下さい。夕方になるほど、消化能力が落ちるので… また、1食目の午前中の方が消化能力が良いらしいので… それを1週間ほど続け、便の状態が変わらないこと、症状が悪化しないこと、夜泣きやぐずりなどが新たに起こらないことを確認して、徐々に2食の量を増やして下さい。そのため、3食にした最初の1週間はなるべく新しい素材選びをしない方が良いと思います。特に、これからタンパク源には注意をして下さい。消化能力に負担がかかります。

<米の進め方>
米アレルギーがないけれども、ケアライスなどの低アレルゲン化した米を与えている場合、白米のお粥を週に1日から徐々に取り入れます。最初は週に1食からでもかまいません。その後、症状に変化がないのであれば、週に2〜3日くらいまで増やします。アレルギー予防的には、ゆきひかりやササニシキという低アレルギー米に分類される銘柄が純粋なうるち種で良いそうです。

<小麦の進め方>
小麦アレルギーがないのであれば、週1回から徐々に取り入れます。いきなり小麦を与えることが心配な場合は、同じ麦類である大麦よりできた麦茶からはじめます。もちろん、大麦単独を少量お粥に混ぜて食べさせても良いと思います。その後、小麦もしくは小麦製品を試すことになりますが、まずはパンよりはうどんを試して下さい。パンはイースト、乳製品、油脂類、添加物などが多く含まれているため、万が一、症状が出た場合、小麦に反応をしているのか、小麦以外の成分に反応しているのか、もしくはそれらの複合的要因で症状が出ているかわからなくなるからだそうです。なお、うどんは手作りでも良いそうです。小麦に塩をくわえ、水でねり、1時間ほど冷蔵庫(もしくは室温)で生地をねかし、その後、適当な大きさに切り、ゆでて食べると良いそうです(形にはこだわらない)。手作りができない場合、原材料を確認し、国産小麦と塩のみでできている商品を利用すると良いと思います。その後、小麦に問題がなければ、パンを試しても良いと思います。ただし、市販の食パンには上記でも書いたように、多くの原材料が使用されていますので、生協やパン屋さんなどでできるだけ素朴な原材料のパン(小麦・天然酵母・砂糖・塩:砂糖が入っていない商品もあり)を選ぶと良いと思います。特に、母乳育児の場合、イーストと母乳中の成分(詳細は不明)の折り合いが悪く、症状として出る場合が多いそうなので、なるべく酵母で作ったパンの方が良いそうです。ただし、カビアレルギー(カンジダなど)がある場合、イーストや酵母に症状を示す場合がありますので、ご注意下さい。また、雑穀に症状がでないのであれば、上記のお粥に、雑穀を回転で混ぜて食べても良いですし、小麦の摂取率を軽減させるためにも、雑穀からできた麺類などを利用すると良いと思います。また、低アレルゲン化した米や小麦からできたパンも市販されていますので、そういう商品の利用もアレルギー予防の1つになると思います。小麦の試し方は、除去解除例の10.を参考にして下さい。

<大豆製品・豆類の進め方>
大豆アレルギーがない場合、もしくは疑い・軽度の場合、抗原性の低い豆類(金時豆・白花豆・小豆など)から、徐々に試すことができます。大豆アレルギーがないのであれば、豆腐や豆乳からでもかまわないと思います。豆類は金時豆、小豆、グリーンピースと試してOKなら、大豆製品に入ると良いそうです。グリーンピースは大豆の未熟なものなので、最初は金時豆か、小豆を順不同で試して下さい。豆類・大豆製品の試し方は、除去解除例の9.を参考にして下さい。

<野菜類の進め方>
素材の種類を徐々に増やしていきます。増やし方は初期や中期と同様です。抗原表のうち、「注意をした方がよいもの」くらいまで、素材の幅を広げてもかまいません。

<肉類・魚類>
素材の種類を徐々に増やしていきます。増やし方は中期と同様です。抗原表のうち、「抗原度3」くらいまで、素材の幅を広げてもかまいません。肉類は抗原性の低いものか、豚肉(もも肉赤身程度)にとどめ、鶏肉・牛肉は完了期頃まではなるべく控えた方が良いと思います。鶏肉は卵、牛肉は牛乳との共通抗原が多少なりともあるからです。また、卵・乳にアレルギーがある場合は、それらの除去解除の目安が立つ頃、または症状が落ち着く頃まで除去し、アレルゲン除去解除前に、まずはこれらの肉類で試すケースが多いと思います。また、豚・鶏・牛は飼料の影響で症状が出やすくなりますので、抗生物質や抗菌剤など不使用と書いたものをなるべく選ぶと良いと思います。また、これらが不使用でも、アレルゲンとなる食品を餌に使用している場合に、症状が出る場合があるそうです。そのため、これらの肉類に症状が出ても、産地や生産者を変えるだけで食べられるケースもあるそうです。魚類では鮭、干物などのように仮性アレルゲンで、夜中の痒みなどの原因となりやすいものは完了期頃までは使用を控えておきます。

<調味料>
調味料は味なし、もしくは薄い塩味程度で食べてくれるなら、無理に必要ありません。しかし、食欲が極端に落ちたときなど、少量の醤油や味噌を利用してもかまわないと思います(できれば、1歳前後から…)。一般の醤油は大豆・小麦を用いて発酵したものがほとんどです。アレルギー予防という観点では、長期熟成(1年以上)の醤油がおすすめです。一般的に市販されている醤油は工業的に短期熟成をさせたもので、大豆や小麦のアレルゲンとなるタンパクは分解されておらず、大豆や小麦そのものを控えても、調味料から微量に連続摂取していることと同じになります。そのため、米醤油、魚醤油、雑穀醤油をとり入れると良いと思います。味噌も醤油と同様で、市販の分は短期熟成のため控えます。さらに、出汁入り味噌は使用しないで、自分で出汁をとって使用するようにします。大豆味噌を用いる場合は長期熟成(2−3年)がおすすめです(大豆アレルゲンが分解されるため)。また、醤油と同様、米味噌、麦味噌、雑穀味噌をお子さんの体質にあわせて、上手に選び、できれば回転させると良いと思います。調味料に関しては、こちらも参考にして下さい。ただし、米・小麦にアレルギーがある場合、雑穀にも症状を示す場合がありますので、お子さんの体質にあった調味料を選ぶか、数種類の調味料を購入し、回転させることも1つの方法だと思います。

<参考>
調味料の回転も日々できれば良いのですが、コスト面や保存場所、鮮度などの事情で回転ができない場合、使い切り型回転法をすることもひとつの方法です。例えば、稗味噌を購入し、それを使い終えれば、次は粟味噌を使用、次はきび味噌…という感じです。ただし、毎日同じ調味料を用いることが症状の原因となるならば、やはり数種類購入し、日々大変ですが、回転をされることをおすすめします。


離乳食の基礎知識アレルギー予防のポイント
離乳準備期離乳初期離乳中期離乳完了期離乳完了→幼児食

<参考>
除去食対応&アレルギー予防用レシピ(離乳食・幼児食&母乳育児中の方用)
食物抗原強弱表(東京医大方式食物抗原強弱表)
◇娘の日々の離乳食〜幼児食の内容「進め方」&内容(育児日記)
 ただし、当時知識がほとんどなかったので、大目に見て下さいね。
◇息子の日々の離乳食の内容:「進め方」&「内容(育児日記)


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