アレルギー・アトピー

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牛乳アレルギーで除去する食品と代替食品

このサイトにおけるアレルギー治療の1つは、食事療法(除去食・回転食)を基本としていますが、「該当食品を単に除去するだけの、除去食療法」はおすすめしておりませんし、栄養学的にも、精神的にも良くないと思っています。そのため、それに代わる代替食品の使用をおすすめしており、食生活の楽しさを見失わず、栄養的にも、アレルゲンとなる食材ではなく、他の食材から補うことができるような、「素材選び」をモットーとしております。

初めての方は、代替食品の選択に戸惑うかもしれませんが、りんくで紹介しているショップでも購入可能です。


<除去する食品とその代替食品>
除去の程度は症状や医師の指示により異なると思いますが、重篤な症状が出る場合は、製造ライン上の微量混入まで注意をする必要性があります。あとは、下記の注意事項を参考にして下さい。

. 除去する食品 代替食品
1.そのもの ◇牛乳、チーズ、ヨーグルト、生クリーム、スキムミルク、粉乳、コンデンスミルク、チーズ、バター、マーガリンなど
◇乳児用粉ミルク
◇他の素材の利用
大豆製品、魚介類・肉類、海藻類、野菜など
アレルギー対応乳児用ミルク
2.飲料 ◇コーヒー牛乳、フルーツ牛乳、ヤギ乳など
◇飲むヨーグルト、ミルクココア、乳酸菌飲料(ヤクルト・ジョア・カルピスなど)、ミロ、フルーツサワー、パイゲンC、スノーラックなど
◇粉末のジュース、ソーダラップ、市販の果汁・ジュース類(一部のもの)
◇牛乳・乳製品の混入がない商品の利用
3.調理・菓子・
2次もしくは3次食品
◇パン(菓子パン・食パン・コッペパンなど)、ピザ、パイシートなど
◇プリン、ケーキ、クッキー、ワッフル、ドーナッツ、ポップコーン、ビスケット、カステラ、和菓子(瓦せんべいなど)、ウエハース、ホットケーキ、アイスクリーム、チョコレート、シャーベット、キャラメル、バター飴、キャンデー、ドロップ、チューインガム、プリン、クリームなど
◇グラタン、マッシュポテト、クリームシチュー、ホワイトソース、あさりのチャウダー、牡蠣の下ごしらえなど
◇ハム、ベーコン、ソーセージなど
◇ポタージュスープ、ミルクセーキ、粉末ジュース、麦芽飲料など
◇粉類:唐揚げ粉(スキムミルク)、パン粉(牛乳)など
◇多くのインスタント食品(カレー・マッシュポテト・ラーメン・スープなど)、ベビーフードなど
◇手作りできるものは、自分で作ること(パン・麺類・菓子類など)
◇牛乳・乳製品の混入がない商品(アレルギー対応惣菜・加工品、お菓子類など)の利用
◇チョコレート・ココアの代用は、キャロブが利用できます
4.調味料・酪酸品 ◇スープの素、シチューの素、カレールー、ホワイトソースなど
◇バター、マーガリン、ショートニングなど
◇手作りできるものは、自分で作ること(カレールーなど)
◇牛乳・乳製品の混入がない商品(アレルギー対応マーガリン・スープの素・カレールーなど)の利用
5.微量混入など ◇スープの素、シチューの素、カレールー、ホワイトソースなど
◇バター、マーガリン、ショートニングなど
◇表示には充分に注意をすること
◇製造ラインについては、すべて表示があるとは限りませんので、重篤な症状が出る場合は直接製造会社に問い合わせること
6.牛肉 ◇牛肉・牛レバーを使用した料理:牛丼、焼肉、すき焼き、カレー、ステーキ、ハンバーグ、コロッケなど
◇牛肉を使用した市販品
☆調味料:ブイヨン、コンソメなど
☆加工品:ハム、ソーセージ、ベーコン、ゼリー(ゼラチン使用)など
☆惣菜:コロッケ、ミンチカツ、ハンバーガーなど
◇兎、馬、鹿、カンガルー、クジラなどの肉もしくは加工品・惣菜、魚介類など


<注意を要する食品表示>
アレルギーに関する表示は判断が難しいことがあります。詳細については、厚生労働省のアレルギー物質を含む食品に関する表示を参考にして下さい。また、惣菜や対面販売では記載をしていないものもありますので、不安な場合は必ず尋ねるようにして下さい。

タンパク加水分解物
タンパク分解産物
動物性由来のもの(牛乳・牛・鶏・豚・魚のいずれかが使用されているため)
ブイヨン・コンソメ・肉エキス 鶏肉、牛脂、牛肉または豚肉が主原料
ゼラチン、コラーゲン 鶏または牛の骨や皮が原料
粉末状(動物性)タンパク 動物性由来のもの(卵タンパクか乳タンパクが使用されているため)
カゼインナトリウム(乳化剤) 牛乳の主成分であるカゼインが使用されているため。食品のみならず、処方薬や市販薬でも使われますので、注意が必要です
ホエイ 牛乳または脱脂粉乳からカゼインを除いた残りの成分で、乳清といわれるもので、美容液やサプリなど健康食品に多く使われているそうです
トリプチケースソイブロス、トリプトン、ペプトン、ポリペプトン、ラクトアルブミン、カザミノ酸、スキムミルク、バクトトリプトン、ラクトプロピオン酸 それ以外にも製造工程で乳由来成分を含んだものがありますので、ご注意下さい。トリプチケースソイブロス、トリプトン、ペプトン、ポリペプトン、ラクトアルブミン、カザミノ酸、スキムミルク、バクトトリプトン、ラクトプロピオン酸など培地によく利用される成分で、菌や酵母などの培地に含まれている可能性が高いもの。ただし、これらは乳表示がないし、これらの成分名までは掲載されていないのがほとんどかもしれません。そのため、微量混入でも重篤な症状が出る場合は、訊ねてみると良いと思います。処方薬の製造工程で用いられるケースがあります

<注意事項>
牛乳や乳製品を除去すると、カルシウムがとれないから、栄養がない、成長がないのように考えている方が多いのですが、牛乳や乳製品からのカルシウム吸収量は他の食品とあまり変わらないこともわかってきております(参考)。そのため、小松菜や貝類など、他の食材からの摂取をおすすめします(参考)。


卵アレルギーで除去する食品と代替食品
大豆アレルギーで除去する食品と代替食品
小麦アレルギーで除去する食品と代替食品
米アレルギーで除去する食品と代替食品
アレルギー対応レシピ集


<参考文献>
◇上田伸男編、食物アレルギーがわかる本、p156−160、1999
◇馬場 實、中川武正編、食物アレルギーの手びき改訂第2版、p99−129、2003
◇佐守友仁、アトピー増やしていこう「食べてもいいもの」、p76−81、1999
(これらの本の感想は、おすすめ内(上田・馬場ら佐守)にあります)


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