アレルギー・アトピー

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離乳の進め方(離乳完了期)

いよいよ離乳完了期に入り、3回食(+おやつ:必要に応じて)を本格的にすすめることになります。完了期の目安は毎日3回の食事をきちんと食べることができ、穀類、野菜類、肉・魚類の各項目で食べられる素材の種類が増えてきていることが目安となるそうです。1歳頃になると、消化機能が徐々に発達をしてきますので、今後は症状が出る素材もしくはアレルゲンと確定されている素材を除き、もっとも抗原度の高い食品にまで幅を広げて、素材選びを行います。ただし、基本は今までと同じですので、症状がほとんど出なくなっているからと回転を怠ったり(特にタンパク源)、素材を与えすぎると、発症の原因となりますので、子供の症状や体調に応じて、1−2週間に2−3種類ずつ食べられる素材を増やしていくと良いと思います。 

また、食事を中心とした規則正しい生活リズムを身につける練習もします。理想の食事の時間帯は、午前7−8時頃、午後12−1時頃、午後6−7時頃だそうですが、これは各家庭の生活事情に応じて変更すると良いと思います。ただし、朝食は午前9時頃までが消化酵素の分泌能力がもっとも高いらしく、それまでに食事を終えるような時間帯の設定が良いそうです。お子さんの症状が軽度の場合、この頃から除去解除が徐々にはじまる場合も多いと思います。アレルギー予防で厳密に離乳を進められていた方も、卵・乳などの素材も徐々に試すことが可能となります。

<大豆製品>
大豆アレルギーがない場合、離乳後期頃から、抗原性の低い豆類や豆腐・豆乳などを徐々にはじめることが可能と書きました。そのため、完了期もこれらのものが継続的に食べられるか、増量ができるかを試していきます。豆腐ならば、最大約50gも食べることができれば充分だそうです。これを肉類や魚類と回転させながら、週に2回くらい与えることができるようになります。ただし、この量はあくまでも最大量の目安であるため、1回に与える量は、お子さんの症状や体調に応じて決めて下さい。また、納豆なども与えることができますが、ネバネバとした糸で皮膚がかぶれたり、痒みを誘発することもすくなくありません。この場合は、一度湯通しをするなど、調理の工夫をして下さい。また、納豆と豆腐がOKであるならば、1日の大豆製品の摂取量は、これらの量を合計したものが上記の量を超えないようにします。

<仮性アレルゲン>
夜中に湿疹や痒みなどの症状ががでやすいので、1歳までなるべく利用をしない方がよいとされるジャガイモやバナナなどを与えることができます。お子さんの症状・体調に応じて、仮性アレルゲンとなる素材の種類も徐々に増やします。

<牛乳・乳製品>
アレルギー予防の場合、ヨーグルトやチーズから徐々に与えはじめると良いと思います。その与え方は、除去解除の方法を参考にして下さい。牛乳・乳製品に対するアレルギーがある場合は、必ず医師の指導のもと、解除の時期を決めて下さい。また、慎重に進めたい場合、低アレルゲン化したヨーグルト(ペプティーヨーグルト)を1さじからはじめます。これを週に2回ずつ食べながら、徐々に量を増やします。約1ヶ月ほどで1個(約70g)が食べるようになることができれば充分です。その後、プレーンヨーグルトなどを利用すると良いと思います。

<鶏肉・牛肉>
アレルギー予防の方、症状が軽度の方で、いきなり卵や牛乳・乳製品を食べさせることに不安がある場合には、鶏肉・牛肉から与えはじめる方法があります。これは、肉にも微量の共通抗原が含まれているからだそうです。鶏肉はまずささみを用いますが、除去解除の方法はこちらを参考にして下さい。ただし、卵の症状が軽度の場合でも、鶏肉に強い症状が出る場合もありますので、必ず医師の指示を仰いで、解除の時期を決めて下さい。また、鶏肉そのものよりも、鶏肉を育てられるための餌の質によって、症状が出る場合もあるそうです。そのため、抗生物質や抗菌剤など不使用と書いたものをなるべく選ぶと良いと思います。また、これらが不使用でも、アレルゲンとなる食品を餌に使用している場合に、症状が出る場合があるそうです。そのため、これらの肉類に症状が出ても、産地や生産者を変えるだけで食べられるケースもあるそうです。同様に、牛乳や乳製品の使用の前に、牛肉を試してみても良いかもしれません。ただし、牛肉の場合は、他よりも症状が出やすいようなので、牛乳や乳製品の解除が終えてから、ゆっくりと与えてもかまいません。

<調味料>
食欲が落ちてきた時など(体調が悪い場合は除く)に、砂糖や油脂類を利用することができるようになります。
砂糖は精白糖ではなく、ミネラル分が多いてんさい糖や液状のオリゴ糖、黒砂糖(きび砂糖)などがおすすめです。また、精製されたオリゴ糖であるラフィノースは腸内細菌のバランスを整えるため、アレルギー・アトピー予防に用いられますので(参考)、料理にも使用すると良いと思います。ただし、糖分のとりすぎは腸内細菌のバランスを乱し、カンジダの増殖を促進させる原因となり、穀物アレルギーを誘発する原因(イーストコネクション)となりますので、ご注意下さい。

油の使用はなるべく控えるようにします。一般的によく用いられるベニバナ油などはリノール酸が多いため、症状を悪化させる原因となるため、オレイン酸が多い菜種油(なるべくアレルギー用)や、アレルギー・アトピー予防に効果があるとされるα−リノレン酸を多く含むしその実油や亜麻仁油を利用します。しかし、高価なものでもあるため、通常の油にしその実油、亜麻仁油を味噌汁などに数的混ぜるだけでも効果はでるようです(参考)。とはいえ、アレルギー・アトピーっ子は油脂類を頻繁に使用すると、症状が出やすくなる場合が多いので、この時期はなるべく使用しない方が良いと思います。また、大豆アレルギーの方は大豆油、米アレルギーのときは米油がもっとも悪化をする原因となりますので、ご注意下さい。国産のほとんどの油には、大豆油が微量混入しているので、大豆アレルギーの方はご注意下さい。

<断乳もしくは卒乳>
2〜3歳頃まで授乳をする方も多いのですが、この頃になると、断乳もしくは卒乳を考える方が多くなると思います。すると、母乳の代わりに牛乳やフォローアップミルクを与えることを考えがちですが、無理に与える必要性はありません。フォローアップミルクの必要性については、こちらを参考にして下さい。また、アレルギー対応のフォローアップミルクは販売されておりませんので、現在飲んでいるアレルギー対応ミルクをそのまま飲ませることになります。栄養的には問題ありません。


離乳食の基礎知識アレルギー予防のポイント
離乳準備期離乳初期離乳中期離乳後期離乳完了→幼児食

<参考>
除去食対応&アレルギー予防用レシピ(離乳食・幼児食&母乳育児中の方用)
食物抗原強弱表(東京医大方式食物抗原強弱表)
◇娘の日々の離乳食〜幼児食の内容「進め方」&内容(育児日記)
 ただし、当時知識がほとんどなかったので、大目に見て下さいね。
◇息子の日々の離乳食の内容:「進め方」&「内容(育児日記)


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