アレルギー・アトピー
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(体験談)アレルギー検査結果の改善
アレルギーとはじめて診断されたときの戸惑いと不安。医師の指示に従い、もしくはいろいろ勉強したり、情報を仕入れながら、自分のベストを尽くして頑張っている日々… 食事制限ひとつにしても、お掃除など環境整備ひとつにしても、果たして、このままで良いのだろうか?と悶々とする日々。途中経過が思わしくなく、暗いトンネルがいつまで続くのか、精神的にも肉体的にも滅入ることがあります。
もちろん、お子さんの体質は個人によって異なりますので、その成果が現れることが数ヶ月の場合もあれば、数年かかることもあると思います。しかし、それらの月日を乗り越えながらも頑張ることで、明るい光が差し込んでくるような希望を与えてくれる、そんな体験談を紹介したいと思います。
◇
Cさん(娘さん:1歳0ヶ月)
<6ヶ月>
娘は生後まもなくから上半身がじくじくしていました。生後5ヶ月時の血液検査にて、牛乳4・小麦2・卵1・ダニ3・ハウスダスト3のアレルギーであることがわかりました。私自身がアナフィラキシーショックで、生死の境をさまよった経験があるほどのアトピー体質なので、妊娠中・授乳中にかけての牛乳・卵の1次食品と非加熱の2次食品を除去していたにもかかわらず、この結果。
かかりつけのアレルギー科の医師には、「牛乳・小麦・卵を完全除去するとなると、食べるものがなくなる。母乳でこれだけのアレルギーになってしまったのだから、このまま続けると、ますますアレルゲンが増える可能性があるので、断乳をして、アレルギー疾患用ミルクの変更した方がよい」と言われ、外来でニューMA−1のミルク缶を手渡されて、思わず、涙しました。ずっと母子の愛情通信だと思っていた母乳から抗原を送り込んでいたなんて… 断乳をするのが娘のためなの?と悩み迷っていました。でも、私の頑張り次第で、母乳育児の活路が開けると知り、牛乳・小麦・卵・仮性アレルゲンとなる食品の完全除去を心に誓い、頑張ってきました。
それから2週間後の再診で、かかりつけの医師を変える覚悟で、「ニューMA−1は嫌がって飲まなかったので、私が抗原除去をして、母乳を飲ませています」と言ったところ、医師は拍子抜けをするくらいあっさりと「それでは母乳育児でやってみましょう」と。前回の対応は、こちらの覚悟を試すためだった?それ以来は、抗原除去の指導もしっかりとしていただき、助かっています。
しかし、娘はかなりの過敏症で、湿疹がひどい場合の顔用にと処方されたアンダームにまで、使用開始1週間で接触性皮膚炎をおこすようになり、塗った部位は赤く腫れあがり、発疹しました。また、ダニ・ハウスダストアレルギーがあるため、寝かせ場所が悪いと、5分もたたないうちに、蕁麻疹が出ます。抗原除去をはじめて1ヶ月が経過し、ザジテンの効果もあってか、皮膚炎は大分おさまってきたものの、痒みのためか、夜泣きもひどく、1晩に少なくとも3回、眠りが浅くなるたびに、顔を掻きむしりながら起きてきます。毎日大掃除のように山のような洗濯、手抜きのできない炊事に夜泣きと、正直とてもしんどいです。でも、頑張れているのは、自分も同じアトピー体質なので、娘の辛さが痛いほどわかるからです。私も手抜きのできるところは抜きつつ、頑張るぞ!という思いです。
食物抗原除去は元々野菜中心の食生活だったこともあり、現在のところ、大きな苦痛とはなっておりません。もっともスタートして、1ヶ月そこそこなのですが… また、娘を妊娠してから、突然、卵と牛乳が苦手になり、除去をしていたというより、むしろ食べられませんでした。きっとお腹の中で娘が拒否をしていたのでしょうね。小麦に関しては、その性質上、宙を舞う食材ということもあり、完全に除去しきれているかどうかは疑問ですが、何はともあれ、できる限りのことをやっているという自己満足感が必要です。
目下の悩みは食べる量が量なので、薄味を心がけていても、塩分摂取量が多めになりがちです。漬物も大好きで… 参考までに、大食いのため、毎日、白菜・キャベツ・小松菜・ワカメなどを、かわるがわる約2kg前後ですが、少し多すぎですかね? 早食いでもあるため、明日からはゆっくりとよく噛んで食べるようにしたいと思います。
<1歳0ヶ月>
これまでの日々の生活は、食事の抗原除去以外に、環境整備は特に重点を置いています。シーツは2−3日に1度は洗濯をし、洗濯機が5kgと小さいので、ほぼ毎日2−3回は回しています。布団類は日干し、掃除機掛けをこまめに行い、あまり使用しませんが、綿毛布などもすべて頻回洗濯しています。布団もウオッシャブルタイプへの買い替えや、高密度シーツの購入などです。
ところで、生後11ヵ月半での検査結果です。
|
5ヶ月末 |
11ヶ月半 |
増減 |
| 総IgE値 |
60 |
19 |
↓ |
| ハウスダスト |
9.03(3) |
5.93(3) |
↓ |
| ダニ |
9.61(3) |
6.46(3) |
↓ |
| 牛乳 |
17.50(4) |
5.23(3) |
↓ |
| 小麦 |
1.29(2) |
(0) |
↓ |
| 卵白 |
0.63(1) |
(0) |
↓ |
| 卵黄 |
(0) |
(0) |
|
| 大豆 |
(0) |
(0) |
|
| 牛肉・鶏肉 |
各(0) |
各(0) |
|
| ソバ・ゴマ・ナッツ |
− |
(0) |
|
上記のように、予想外の総ダウンです! アレルギーとの付き合い方にはいろいろな方法があると思いますが、アレルゲン除去の方法を選び、実践し、その結果、半年で、ここまでの成果をあげることができました。かかりつけの医師の指示で、今後は小麦から徐々に解除をしていくことになりました。うどんのゆで汁から、3日に1度を限度にはじめて、様子を見ることになりました。私自身は経母乳から、徐々に徐々にはじめるのであれば、それでも良いかなとは思っています。
除去食は除去時より解除時が肝心、今後、血液検査に出なかった即時型反応や遅延型反応が出てくる可能性が充分に考えられます(
体験談2の方と同じ考え)。クラス0を過信せず、今後も慎重に素材選びや回転食、日本人本来の食べ方である和粗食をあくまで崩さずにやっていきたいと思います。もちろん、掃除・洗濯の方も油断することなく(まだスコア3があるので、油断はまったくできません)、ますます力を入れていきます。今後の目標は残るスコア3種の軽減と更なる食べられる食材の地道な開拓です。
<最後に>
私自身は本当にアバウトなので、半年前主治医から「クラス1の卵の親元から、厳格に除去して下さい」、「このまま母乳を続けるのであれば、食生活に配慮しないと、ますますアレルゲンを増やすことになりますよ」と散々驚かせられながらも、「えー?! こんな微々たる反応しか出なかった卵を、なんで厳格除去しないといけないの?!」、「今まで肉も大豆も食べてきた分には大丈夫だったんだから、今後も同じ食生活を続けても問題はないでしょう〜?!」などとハチミツのように甘く考えていました。
他の方の体験談をみるたびに、「何でもはじめはスープから? なんぼなんでもそこまでは細かすぎでしょう?」、「○さんだからこそなせる技でも、私には到底無理だわ」と到底思っていました。ところが、今では娘に新しい素材を試す時には、まずはスープでなめる程度が当たり前、思いの他、良い結果が得られて喜んだあとの夕食も、パパを除いた家族3人で、稗100%ご飯と味噌汁(上の子は+豆腐)でした。娘は雑穀に問題がないので、活用しています。現在、娘の食事量は茶碗1/3〜2/3です。タンパクは一定量しか与えませんが、穀類は食欲に応じて与えています。ある程度の量のご飯を食べないと、泣き止まないですから…
最近は、こんな調子なので、断乳後の食欲大幅増を考えると、今断乳をしてもなんとかなるのではないかと思うのですが、特に冬は症状が出やすいので、おっぱいがあることで、離乳食を焦って進めることはないだろうという抑制力ともなっていますので、授乳はまだまだ続ける予定です。そのため、先日ピザ屋さんから届いたピザの無条件千円割引券(使用期限は4ヶ月後)も友達に譲ってしまいました。ピザが大好きな私にとっては、相当の覚悟です。つまり、4ヶ月後までは断乳予定がないってことですから!(ほんまかいな?) 今後も焦って、娘の除去解除を進めるつもりはなく、早急に私の現在の食生活を改めるつもりもありません。毎日ご飯や芋と味噌汁で充分満足しています。
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体験談3に続く
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