母乳育児

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母乳とミルクの兼ね合い(混合育児&フォローアップミルク)

1.混合育児脱出のために…
おっぱいのみをなるべくあげるように心がけます。どうしてもミルクを足す場合は、ホルモンと母乳の分泌量がもっとも少ない午後から夕方(特に、夕方)に足すことをおすすめします。ホルモンの分泌は夜中に一番盛んになります。その夜中にミルクを足し、赤ちゃんが最低でも3時間ごとに飲まず、例えば、朝まで眠るようであれば、脳は「おっぱいは必要ないもの」と誤認識をして、母乳を作るホルモンの分泌量が次第に減ってきます。そのため、母乳の分泌量も減ります。どうしても寝てくれなくて、ミルクを足す場合は、3〜4時間くらいで起きる程度の量にとどめるように心がけます。

特に、混合脱出をはじめた頃は、超頻回授乳となります。それは母乳がミルクと比べると、消化がとても良く、腹持ちが悪いからです。そのため、最初は短時間でおっぱいを欲しがるかもしれませんが、それに応えることで、母乳の分泌量を増やすことができます。ただ、「家事ができなくて困る、休む暇がなくて、体力がもたない」と思われるのなら、午前中のみ頻回授乳にして、分泌量の減る午後にミルクを足して、授乳間隔をあけるなど、自分に見合った混合脱出法を模索すると良いと思います。毎回おっぱいの後に、ミルクを50−100mlくらい足している場合は、すぐにミルクを中断するのは難しいと思います。例えば、毎回ミルクを足すのではなく、1回おきにするとか、毎回あげるなら、ミルクの量を10mlずつ減らしていくといった工夫が必要となります。いずれにせよ、最低でも2〜3時間くらいで赤ちゃんがおっぱいを欲しがる程度に、ミルクの足す量を加減して下さい。そして、母乳の比率を徐々に増やしていくと良いと思います。

最初からミルクだと、赤ちゃんはどうしても飲みやすいほ乳瓶に依存してしまいがちになるので、ミルクの前に必ずおっぱいにします。この場合、ミルクの後におっぱいでは、ミルクでお腹が満たされ、母乳を飲まなくなりますので、ますます悪循環になるので、絶対にしないで下さい。そして、ほ乳瓶の乳首もおっぱいを飲むときのように吸う力が必要となるように企画されたピジョンの母乳相談室にかえてみて、母乳育児主体の環境作りを心がけていくことが、混合脱出のための重要なポイントとなります。

2.母乳とミルクの混合育児を続けたい場合
どうしても母乳の分泌が悪い場合には、ミルクを補充することもやむえません。しかし、その場合もミルクの量を控えめにして、あくまで母乳主体の授乳を行います。ミルクはいつでも作れますが、母乳は赤ちゃんが吸ってくれなければ、ますます出なくなる可能性が高くなります。母乳の分泌が少ないところに、ミルクをたくさん飲むことにより、授乳回数が減れば、ますます母乳の出が悪くなるという悪循環に陥ります。そのため、ミルクを足す場合は、ホルモンの分泌量と母乳分泌量が一番少ない午後から夕方に足すことをおすすめします。夜中はホルモン分泌が盛んなので、2〜3時間ごとの授乳を心がけるとよいと思います。この場合、なるべく母乳のみを心がけますが、母乳のみで寝ない場合は、夜中も3〜4時間程度で母乳を欲しがる程度のミルク量を足すこと)。夜間以外の授乳も同様に、必ずおっぱいをあげてから、3〜4時間くらいでお腹がすく程度の量のミルクを足します。母乳とミルクの与える順序を逆にしたり、母乳後のミルクを思う存分与えると、お腹が満足して、おっぱいを3時間ごとに飲まなくなり、授乳間隔があいて、母乳分泌量がますます減る原因となります。混合育児の場合も、哺乳瓶に関しては、上記と同様に、哺乳瓶慣れを防ぐために、ピジョンの母乳相談室をおすすめします。

<お仕事に復帰をされる場合で、夜間のみおっぱいにする場合>
お仕事に復帰をされる場合は、平日は夕方から早朝の授乳がメインとなります。その際、体力的には大変だとは思いますが、なるべく2〜4時間ごとの授乳を心がけます。仕事をされている間は、搾乳をした母乳か、ミルクを飲ませることになると思いますが、お仕事中もおっぱいは作られます。特に、仕事を開始されてまもない頃は、昼間のおっぱいの張りが強いかもしれません。夜間授乳を続けるためにも、なるべく仕事の合間を見ながら、3−4時間ごとの搾乳(おっぱいが楽になる程度)をされることをおすすめします。特に、張りが強くて辛い場合には、食事に配慮し、葛根湯の服用・冷湿布などをおすすめします。

帰宅後の最初の授乳では、搾乳を少し行い、たまった古い母乳を捨ててから、お子さんに与えると良いと思います。最初はおっぱいの張りが強くて大変でも、そのうちに昼間の分泌量が減り、夜間のみおっぱいが張るという状態に移行していくようです。昼間おっぱいが張らなくても、おいしいおっぱいをなるべく飲んでもらうために、時間の余裕がないかもしれませんが、仕事中のトイレ休憩などに、1−2回ほんの少し搾乳されることをおすすめします。

3.1歳頃になると、母乳を減らして、フォローアップミルクや牛乳に変更すべき?
1歳をすぎても、母乳のみでまったく問題ありません。保健師の指導や育児書によると、母乳の免疫や栄養は生後6ヶ月頃にはなくなるから(ひどい場合は、水と同じ状態といわれる)、離乳食から栄養をしっかりとることやフォローアップミルク・牛乳の摂取をすすめられます。しかし、産後まもなくから断乳までの期間、母乳の成分が離乳段階に応じて変化することがあっても、母乳の栄養がなくなるわけでもないし、母乳が長期間メインであっても発育に影響ありません。母乳中心の子は食の細い子が多いし、ミルクや牛乳を飲まない子も多いです。でも、みんな元気に育っているし、心配する必要はありません。無理に与える必要はないと思います。一般的に、1歳前後で、母乳の栄養が不足すると言われますが、これは、子どもがハイハイ・たっち・つかまり立ち・あんよができるようになって、活動量が増え、その分、エネルギーを必要とするため、授乳回数が今までより頻回になることが多いので、それを不足と誤解しているパターンが多いようです。

最近は牛乳・乳製品に対するアレルギーをもつ子供が増えています。そのため、逆に、それらの摂取はむしろ遅いくらいでも構わないのです。特に、赤ちゃんがアレルギーでもないのに湿疹が出たりする場合、隠れアレルゲンであったり、お母さんの牛乳・乳製品のとりすぎが原因である場合が多いようです。週に2−3度に控えめにしたり、除去することによって改善される場合がありますので、もし、気になる方は試してみるといいと思います。また、アレルギーがある場合、フォローアップミルクに相当するアレルギー対応ミルクは販売されていません。そのため、アレルギー治療用ミルクもしくは予防用ミルクを断乳まで継続的に飲むことになります。アレルギーの疑いがある場合は、フォローアップミルクを飲ませないで下さい。フォローアップミルクは、厳密には、通常の育児用ミルクと異なり、牛乳と同様、未消化のタンパク含有量が多いため、毎日飲ませることにより、消化に負担がかかります。そのことで、今までアレルギー検査で陰性であった赤ちゃんが、陽性になる可能性も否定はできませんので、ご注意下さい。フォローアップミルクについては、こちらも参考にして下さい。


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