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赤ちゃんの皮膚トラブル(母乳と湿疹)

◇赤ちゃんの湿疹がひどいです。母乳と関連性はありますか?
乳質の低下している母乳を飲ませていると、赤ちゃんの肌に湿疹のできる場合が多く認められます。この質の低下の主な原因は、母親の食事内容です。妊娠中の食事制限の反動もしくは授乳中による空腹感を満たすために、好き放題の食生活をしている場合は、特に注意が必要です。湿疹ができやすい食事やおやつ類としては、脂肪分・糖分が多く含まれているカロリーの高い食事、例えば、天ぷら・とんかつなどの和食、中華料理、フランス料理などの洋食、ケーキ・チョコレートなどの洋菓子や牛乳・乳製品の取りすぎが考えられます。特に、チョコレート、牛乳・乳製品による湿疹の悪化例がもっとも多いようです。

この場合、これらの食品をできるだけ控え、あっさりとした和食中心の生活にかえると、赤ちゃんの肌がすべすべになったという話をよく聞きます。特に、牛乳・乳製品は栄養分が豊富で、母乳の出具合が良くなるからと、多量に毎日摂取する人がいますが、これはNGです。それらに含まれる乳糖の分解能力には限界があります。個人差が大きいのですが、一般的な大人の日本人の最大分解能力が、400ml(g)以内/日とされています。特に、牛乳を飲んでお腹がごろごろする人は、分解能力はさらに低いものです。そのため、限界能力を超えると、消化しきれないものが乳汁中に移行し、赤ちゃんの皮膚に悪影響をしていることがほとんどです。また、これらには意外と脂肪分が多く含まれ、乳質を低下させています。また、妊娠および出産前後、授乳中の牛乳・乳製品のとりすぎは、乳腺のある基底部がごりごりする原因となり、しこりができたり、詰まり気味になり、母乳の分泌を抑制する原因となります。と同時に、母乳の質が低下するため、赤ちゃんの肌にも湿疹ができやすくなります。

そのため、赤ちゃんの湿疹の改善が遅くて悩むお母さんは、アトピー・アレルギーの心配をする前に、自分の食事に注意をして、赤ちゃんの肌の状態を充分に観察して下さい。体に悪いものの日々の移行と体内蓄積を考慮すると、食事に配慮しはじめても、すぐに症状が改善するというものではありません。早くて数週間、長ければ、最低でも3−4ヶ月は症状の改善に要することを忘れないで下さい。また、これらの除去により、症状が改善したからと、再度同様の生活をすると、すぐに症状がでます。そのため、症状改善後も、例えば、牛乳・乳製品なら、1日に約200ml(g)までを、週に2−3回程度を目安に摂取し、必要なカルシウムなどは、海藻類・小魚類・緑黄色野菜などで補給をすると良いと思います。

単なる乳児湿疹だから食生活に関係ないと、スキンケアのみでは良くないと思います。赤ちゃんの肌の改善を遅くするばかりではなく、食生活の悪さと肌の改善の遅さがアトピー・アレルギーに結びつくことがあります。参考までに、最近は時代の流れによる食生活・生活環境の大きな変化により、親の遺伝に関係することなく、アレルギー・アトピーの疾患を有する子供が増えており、発症の有無に関係なく、3−4人に1人が何らかのアレルギー素因を持っているとされています。

次に赤ちゃんがアレルギー・アトピー体質である場合は、アレルゲンとなる食品を食べることで湿疹が出ることは多いです。この場合、日頃の食事記録をとり、原因となる食品を探し、その食品を除去すること、また、生後4ヶ月からアレルゲン検査が可能ですから、アレルギー検査をして、アレルゲンを確定することが重要なポイントとなります。ただし、医療機関によっては、生後半年から、もしくは1歳からしか検査ができないというところもあるかもしれません。しかし、乳幼児期の食物アレルギーは早い時期の発見と対策が、早期改善のポイントですから、医療機関をかえてみるとよいのかもしれません。


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