母乳育児Q&A

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赤ちゃんの成長と発達

◇1ヶ月検診で、赤ちゃんの体重が増えすぎ、授乳回数を減らしなさいと言われました。将来、肥満体質になるのかと不安です。やはり、授乳回数を減らした方が良いですか?
母乳に「飲みすぎ」ということはほとんどありません。授乳回数を減らす必要もありません。赤ちゃんの欲しいままに与えても良いと思います。最近の研究では、母乳育児を長く続ければ、子どもの肥満防止(生活習慣病予防)につながるという報告があります。食生活に配慮するなど、ある程度きちんとした母乳育児をしていると、個人差があるものの、体の引き締まった子どもになる可能性が高いのです。また、低月齢でぽっちゃりとした体型であることは、赤ちゃんによく見られることで、行動が活発になり、動き回るようになると、次第に体の引き締まった子どもになる可能性が高いのです。また、将来の肥満体質への影響ですが、離乳期・幼児期からの食事内容が問題となります。糖分・脂肪分の多い食事やおやつが中心であったり、おやつ系の間食をとりすぎて、主食をきちんと食べない、野菜類・海藻類の摂取が少ないなどが、子どもの体質作りに大きな影響を与えます。


◇赤ちゃんの体重が急に増えなくなりました。おっぱいが足りないのでしょうか?

生後まもなくから赤ちゃんの体重は右上がりに上昇していくと思いますが、3−4ヶ月頃、6−7ヶ月頃…という具合にある時期を境に一時的に体重増加が急に停滞するときがあります。一般的に、体重の増加のみが赤ちゃんの成長の目安という風に考えられる風潮があり、医師・保健師など周囲からの指摘により、母乳不足感に襲われる場合があると思います。しかし、赤ちゃんの成長は体重だけではありません。身長が増えることも成長の1つです。つまり、成長のパターンには、「体重が著しく増加する時期」と「身長が著しく伸びる時期」の2つの山があります。体重が著しく増加する時期には、身長の伸びが停滞し、逆に、身長が著しく伸びる時期には体重増加は停滞します。そのことを考慮せずに、体重が増えないから、母乳が足りないと思い込んだり、指導されたりすることによって、ミルクを足している方は意外に多いと思います。しかし、体重増加の停滞時期に、いくらミルクを足しても、赤ちゃんの体重はほとんど増えず、脂肪細胞を増やす(この細胞数の増加が、肥満の原因とされる)のみです。

そのため、おしっこがきちんと出て(1日6回以上)、お子さんの体調が良い、元気で笑顔で遊んでいるなら、体重が多少増えなくても、問題がないのです。それはその赤ちゃんなりの成長をしているからです。だから、成長が悪い(体重が増えない)と指摘されたから、すぐにミルクを足すのではなく、あくまでお子さんの状況を見て判断するようにして下さい。そうしないと、ミルクの回数や量を増やし、母乳の回数を減らすことで、質の低下を招き、せっかく出ている母乳が出なくなる最大の原因となっている場合が多いのが現状です。

また、3−4ヶ月、6−7ヶ月…という時期は、行動が活発となり、発達が認められる時期でもあります。寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、たっち、あんよと発達の証が認められる時期は、そちらにエネルギー源が回されるので、体重増加も停滞するのです。そのため、成長や発達を総合的に考えながら、赤ちゃんの要求に応じた授乳ペース作りをして下さい。これが母乳育児を長く続けるポイントでもあります。

<注意>
ただし、生後まもなくから著しく体重の増加が悪い場合は、他の原因が隠れている場合がありますので、必ず小児科を受診の上、発育上の問題がないかを確認してもらって下さい。


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