母乳育児Q&A

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母乳育児と離乳食・幼児食の進め方

◇生後10ヶ月になりました。フォローアップミルクは必要ですか?
◇1歳を越えました。牛乳を与える方が良いですか?
◇アレルギーの疑い、もしくはアレルギーがあるのですが、フォローアップミルクは必要ですか?
育児用ミルクからフォローアップミルクへの切りかえは、9ヶ月頃以降で、3回食になってからが目安だそうです。離乳から摂取できる鉄分の量が少ないため、体内の貯蔵鉄が次第に減ることで、9ヶ月以降になると、貧血傾向を示す割合が高くなるため、この貧血を予防するために、フォローアップをすすめられるようです。しかし、鉄分の吸収を比較すると、牛乳が約3〜10%、フォローアップミルクが約20〜30%、母乳は約50%だそうで、母乳からの鉄分摂取の方が効率的に吸収できる鉄分が多いことがわかります。そのため、母乳育児をしている場合は、無理にフォローアップミルクや牛乳に切りかえたり、与えたりする必要性はないのです。離乳食に鉄分やカルシウムが多い食材を加えるなど、食事からの摂取を心がけると良いと思います。また、最近の報告では、牛乳からのカルシウム摂取による吸収率は小魚類や小松菜などの緑黄色野菜と顕著に違わないことが明らかとなっており(参考)、母乳を与えているのであれば、無理に牛乳に慣らせる必要もありません。

また、フォローアップミルクは母乳やミルクに比べると、タンパク質や炭水化物、ミネラル分も高濃度に含まれており、消化器官への負担が高くなります。そのため、離乳が遅れている、もしくはゆっくり目と進めて、3回食になっていない場合などは使用ができないそうです。3回食をしっかりと食べるようになって、離乳が栄養の中心となってからの使用が理想のようで、〇ヶ月になったから与えないといけないものではないようです。逆に、離乳が少し早めに進めているからと、早い時期から与えるものでもないようで、赤ちゃんの成長に応じて、与える時期を見極めないといけないようです。そして、フォローアップミルクは通常の粉ミルクより栄養分を強化し、タンパクの加水分解の程度低く、牛乳成分に近くなっていることから、本来の育児用ミルクとしての分類ではないそうです。

一方、牛乳は高タンパク質で、アレルゲンとなりやすいタンパクも含まれており、消化器系などへの負担が高くなり、鉄やビタミン類が不足しています。そのため、授乳をしている限りは、母乳がもっともお腹にやさしいので、諸事情の理由がない限りは与える必要性がないと思います。

<アレルギーの疑い、もしくはアレルギーがある場合>
上記で記したように、フォローアップミルクは母乳やミルクに比べると、高タンパクで、牛乳成分に近くなります。そのため、毎日飲むことにより、消化器官への負担がますます高まり、ミルクに感作される可能性は否定できません。アレルギーがある場合には、発症の原因となります。そのため、ミルクを卒業するまで、予防用ミルクもしくは治療用ミルクを継続的に飲むことになります。また、アレルギー治療用のフォローミルクは市販されておりません。



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