母乳育児Q&A

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授乳一般

◇授乳がうまくいきません。どのようにしたら良いですか?
<ドナルド口にすること>
赤ちゃんがおっぱいを口にしたときに、口を「ドナルド口」にしてあげることが重要です。よく赤ちゃんは唇を内側に巻き込んでくわえていることが多いので、人差し指で乳房のところを軽く押さえてすきまを作り、ゆっくりと上唇と下唇を外側に出してあげます。ただでさえ、最初は抱き方一つ不慣れなのに、唇まで気を配るのは大変ですが、赤ちゃんがしっかり飲んでくれるために重要なポイントの1つです。

<深くくわえさせること>
口を大きく開け、乳輪部が隠れるくらい、なるべく深くくわえさせることが重要となります。乳首が口内の奥深くに位置するということです。くわえ方が浅いと、主に乳首しか口に含まないことになり、せっかく出るおっぱいでも少ししか飲めない原因となったり、乳首に傷を作る原因となります。特に、月齢が進み、遊び飲みや歯の崩出がはじまると、万が一、噛まれたときに、乳首に頻雑に傷を作ったり、傷口を広げたりする原因となるので、最初のうちから正しい飲み方をしてもらえるように練習すると良いと思います。

<乳頭を丸く含ませること>
乳頭部には、乳汁を出すための乳腺の開口部がたくさんあります。どの開口部も大切ですから、乳頭をゆがめたり、開口部がつぶされないように丸く含ませることが重要となります。開口部がつぶれると、しこりや白斑、乳腺炎などの原因となります。そのため、赤ちゃんが飲んでいる最中にゆがみを作らないような抱き方を模索します。また、乳頭を傷つけないためにも、上記で記述したように、乳輪部が隠れるくらいまで深く口に含ませることが必要となります。そして、飲み終えたら、乳頭の形を見て、丸くまっすぐであれば、赤ちゃんが上手に飲めている証拠となります。斜めから飲んでいるときは、乳頭も斜めにゆがむので、その際は乳頭がまっすぐになるような抱っこの仕方を工夫しましょう。

<毎回両方のおっぱいを飲ませること>
赤ちゃんが両方のおっぱいに対して慣れること、あまり飲まない方のおっぱいがたまり乳になることを避けるためにも、面倒でも必ず両方を飲ませることが重要となります。産後まもないときは、赤ちゃんが上手に飲めなかったり、乳腺が充分に開通していないない、乳首が飲みにくい状態にあるなど、時間がかかるかもしれませんが、次第に慣れてくると思います。赤ちゃんが上手に飲めれば、両方の母乳の分泌が良くなり、効率的な飲み方になると思います。

<飲ませにくいおっぱいを先に飲ませること>
よく出る方や吸いやすい方をどうしても先に与えがちになりますが、そのことは赤ちゃんが飲みづらい方をますます飲まなくなる原因となります。そのため、最初は出にくい方や飲ませにくい方を先に含ませ、その後でよく出る方を与えます。


◇1回の授乳時間がわかりません。目安はどのくらいですか?

1回の授乳時間は約20〜30分程度が目安のようです。あまり長すぎても赤ちゃんが疲れ、口ぱくだけになっている可能性が高いし、なにより当のお母さん自身が肉体的・精神的に疲れてしまいます。すぐに泣くと、おっぱいが足りないのでは?と不安になるかもしれませんが、足りないようであれば、また30分後でも、1時間後でも授乳をすれば良いのです。ただし、「泣く」のは足りていないことだけで泣いているわけではなく、お母さんに甘えたい、抱っこをして欲しい、おむつが気持ち悪いなど、他の原因もありますので、それらを試したあと、授乳を試みると良いと思います。授乳時間は基本的に3分(右または左)、5分(左または右)、7分(右または左)、7分(左または右)で、その時間が経過して10口ごくごくって飲んだら、すぐに隣のおっぱいに移ります。その時間が経過すると、「沸き乳(射乳反射)」といって、今吸われているおっぱいと反対側のおっぱいの乳腺から、母乳が自然に沸いて出てくるからです。まだ足りなさそうであれば、もう1往復して下さい。

授乳は必ず両方のおっぱいを口に含ませることが重要です。よく片方のおっぱいを飲んでくれないからと、飲んでくれる方のおっぱいだけをあげているという声を聞きますが、お母さんの体にとって良いことではありません。この沸き乳の現象で、飲ませていない側のおっぱいに母乳が残り、しこりとなったり、乳腺炎の原因になる可能性が高いからです。その上、飲んでくれない方のおっぱいの分泌減少につながり、ますます飲んでくれなくて、悪循環となります。ただ、赤ちゃんによっては3分という短時間で次のおっぱいというのを嫌がる場合もあります。その場合は、左右5分ずつ、2往復することで充分です。月齢が上がることにより、赤ちゃんも一度にたくさん飲めるようになります。そのときは赤ちゃんの飲んでくれる時間に従って、左右なるべくほぼ同じ時間の授乳をするように心がけることをおすすめします。あとは授乳時間が長い場合は左右5分ずつ、短い場合は左右3分ずつという具合に、赤ちゃんの求めに応じて、臨機応変にして下さい。ただし、最初から片側10分、反対側10分と授乳をしている方がいますが、前述の沸き乳のおいしいおっぱいを無駄にしてしまう可能性が高いし、途中で寝られると、片方を飲んでくれない原因となるので、約5分程度で反対側に移ることをおすすめします。

上記では、1回の授乳時間が約20〜30分が目安と書きましたが、ママが大丈夫と思えば、それ以上の授乳でもOKです。例えば、40分だから駄目とかそういうことではありません。しかし、乳首の皮膚が弱くて傷つきやすい人、もしくはすでに傷ができている人は、20〜30分以上の授乳になると、苦痛を感じる場合が多くなると思いますので、そのあたりは臨機応変に判断して下さい。


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