母乳育児Q&A

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授乳一般

◇おっぱいが足りているかどうかわかりません。どう判断したら良いですか?
まず、おしっこが1日6回以上出ているかどうかをチェックして下さい。生後3ヶ月くらいまでの時期なら、1日平均約15〜20g以上増えていることが目安になります。この場合、授乳ごと、および毎日体重を測定することはストレスの原因となりますから、1週間に1度もしくは2週間とか1ヶ月に1度で充分です。

産後まもなくは育児書にあるように、1日8回前後の授乳回数とはなりません。12回のこともあれば、多いときは20回くらいになることもあります。それでも授乳に応じることで、母乳分泌の刺激が脳にいき、徐々に量が増えてきます。また、赤ちゃんも最初は1度にたくさん飲むことができず、ちょこちょこ飲みで満足しますが、易消化性のため、すぐにお腹がすいてしまいます。これが母乳不足を感じさせる原因だと思います。この時期を乗り越えれば、母乳の分泌増加、赤ちゃんの飲み方が上手になり、1度に大量に飲むことができると考えられる約3−4ヶ月の頃にようやく授乳回数が8−10回くらいに落ち着いてくると思います。しかし、これも個人差が多大で、生後まもなくから断乳もしくは卒乳の頃まで1日10回くらいの授乳回数があるのも珍しくありません。でも、おしっこが出ていて、元気に遊んだり、寝たりすることができるなら、おっぱいは充分に足りています。さらに、母乳は毎回同じ量が出るわけではありませんし、赤ちゃんも同じ量を飲むわけではありません。これは私たち大人の食べる量を毎食比較してもわかると思います。毎回同じ量を厳密に食べるわけではありませんし、欲しい訳ではないことと同様です。また、ママが疲れたり、体調不良気味になると、多少母乳の分泌が悪くなることもありますが、体に無理しない程度に頻回授乳をすることで、なんら問題はありません。


◇授乳をしてもすぐに泣き、授乳間隔がほとんど開かないので困っています。おっぱいが足りないのでしょうか?
◇授乳間隔が1−2時間ごとで、家事ができません。どうしたら良いのでしょうか?

低月齢の場合、授乳をしてもすぐに泣く場合が多いと思います。飲み方が下手な場合もありますが、胃腸の容量が小さいため、一度にたくさん飲めないことが原因だと思われます。しかし、個人差はあるものの、3ヶ月くらいすると、飲み方が上手になり、1回にまとまった量を飲むことができるようになります。すると、自然に2−3時間くらいの間隔になってくると思います。また、母乳はミルクと異なり、消化が良いため、腹持ちが悪いです。そのため、すぐにお腹がすくことになり、泣いていると考えられます。しかし、2−3時間以内でお腹がすくおっぱいが赤ちゃんにとって、実は一番おいしいおっぱいなのです。「うちの子はおっぱいを飲むと、4−5時間まとめて寝てくれるから、助かるわ」というのはママにとってはありがたいのですが、実はあまりおいしくないおっぱいなのです。時間が経つごとに糖分や脂肪分が濃縮され、おっぱいの質が低下することにより、おっぱいの消化性が悪くなりますので、ミルクと同様にお腹があまりすかなくなるわけです。そのため、最低でも2−3時間ごとに、赤ちゃんが泣いて欲しがるおっぱいが理想的なのです。

また、授乳をして1時間以内というような短時間で泣く理由としては、何もお腹がすいてばかりいるとは限りません。口のそばに、指をあてると、吸いたそうに口を動かしたり、指しゃぶりをすることがあります。これは「吸てつ反射」といって、口にくるものを吸う本能があるからで、この口を動かしたり、泣いたりすることすべてがお腹をすかしていることにつながらないからです。そこで「母乳不足感」に陥り、すぐにミルクを足してしまうと、授乳間隔があき、おっぱいを飲まなくなり、自ずから母乳分泌の低下を招く原因となります。そのため、以下の原因などを模索した上で、おっぱいやミルクを与えると良いと思います。

まず、排泄をして気持ちが悪いとか、お腹が張っている、環境に対する不快感、例えば、暑い、寒い、不快な匂い(強い香水やたばこ等々)を訴えていることもあります。授乳直後に泣きやまないのであれば、まずそれらの原因を疑い、おむつをみてあげたり、下着の中に手を入れて汗をかいていないかどうかなどをチェックして下さい。これらの不快感を改善しても泣く場合は、ママにずっと抱っこをしてもらいたい、甘えたいなど愛情を要求しているのかもしれません。さらに、ママが赤ちゃんの体質にあわない食事をしても泣きやまないことがあります。特に、アレルギー・アトピー体質の方はご注意下さい。赤ちゃんからの警告の場合があります。

次に、生後まもない場合、最初に書きましたように、赤ちゃんはまとめて母乳を飲むことができませんし、おっぱいを吸うことで疲れてしまって、少し飲んでは少し寝て、またすぐに起きて、おっぱいを飲むということを繰り返すことがほとんどです。また、産後すぐは、母乳もたくさん出ません。そのため、授乳間隔があかずに、母乳不足感に陥ったり、家事ができなくて悩んだりする原因となります。しかし、この「ちょい飲み」はおっぱいの分泌能力をあげるための刺激を与えることにもつながり、大変ではありますが、常におっぱいを出しているような状態で、産後すぐから過ごすことで、母乳の分泌が増えること、また、赤ちゃんの月齢が高くなって、3ヶ月頃になると、1回にまとめて飲めるようになることから、お互いの需要と供給があってきて、授乳回数が徐々に落ち着いてくると思います。それまでは、家事など手が抜ける部分は手を抜き、赤ちゃんの要求に答えることで、完全母乳育児を行うことができるようになると思います。しかし、それでも、夕食準備など手が抜けない時は、午後から夕方のもっともおっぱいの分泌能力が落ちる時間帯にミルクを足すと良いと思います。足す量は1回約60mlくらいまでで、次の授乳までの時間が2−3時間を超えない程度の量とします。


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