母乳育児Q&A

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授乳一般

◇生後3ヶ月です。最近、急におっぱいを嫌がるようになりました。夜中や昼寝中は飲んでくれます。どうしてですか?
◇先日から赤ちゃんが急におっぱいを嫌がったり、噛んだりするようになったのですが、なぜですか?(月齢に関係なく)
生後3−4ヶ月になると、赤ちゃんが周囲のことに興味がわいてくる頃でもあり、「遊び飲み」といって、赤ちゃん自身が真剣におっぱいを飲まないことが出てくる時期でもあります。遊び飲みが多いなと思ったら、一度授乳をやめて、ほんの少し搾乳をして、また30分〜1時間後に授乳を試みるなどの工夫が必要となります。それでも駄目な場合は、少し搾乳をして、次の授乳時間(2−3時間後)に備えると良いと思います。遊び飲みの場合は、昼間眠いときや夜間授乳のときはしっかりと飲んでくれるので、それをうまく利用して、おっぱいのメンテナンスをすると良いと思います。

ただし、昼間も夜間も嫌がる場合は、おっぱいに何らかのトラブルが生じていることを教えてくれています。特に、乳腺の詰まりができかけているとき、母乳の質が低下したり、味や匂いが変化したとき、または排卵日近くや生理開始前後のことが多いようです。その際は、自分でマッサージを行い、詰まりかけの原因となるものを取り除く、もしくは助産院や産院で手技をうけ、乳腺開通を試みると良いと思います。生後3ヶ月頃にもなると、気が緩み、最初に気をつけていた食生活も徐々にラフになってきます。そのため、母乳の質が低下をしている可能性もあるので、再度、自分の食生活などを見直してみる必要があるかもしれません。

また、おっぱい側の原因ではなく、赤ちゃん側の体調不良や哺乳瓶慣れ(混合)なども考えられますので、病的な原因があるかどうかも必ず見極めるようにして下さい。これらの対策を以下に述べたいと思います。

<遊び飲みの場合>
上記で記述したように、赤ちゃんが周りの刺激に対して興味をもつ頃です。例えば、テレビの音、家の外を走る車や近所で行われる工事の音、周囲の人の話し声、子供の遊ぶ声などなど原因は様々ですが、そういう音が少しでも耳にはいると、そちらに興味を持ちはじめ、おっぱいをほとんど飲まなくなります。お腹がすいていても、そちらに興味がいってしまうようです。その場合は、テレビやラジオ、ステレオなどを消し、周囲の人に事情を説明して、別部屋にいてもらうことなどが必要となります。それでも、上のお子さんがいる場合、または外の環境に対してなどは文句を言えませんので、1度授乳をやめます。そして、30分〜1時間後にまた授乳をするようにしますが、それでも飲んでくれない場合には、搾乳をして、おっぱいの質を保ち、次の授乳に備えて下さい。

眠くなりはじめたときはよく飲んでくれるチャンスなので、この機会を利用することも1つの方法です。この遊び飲みは断乳をするまで続くので、3時間ごとの授乳をめざすお母さんにとっては、精神的にもおっぱい的にも非常に辛いものです。でも、おいしいおっぱいをあげるため、乗り越えなければならない試練の1つとなります。

<母乳の質(味)が低下している場合>
「夜も昼も飲まないことが多い」というのは、おっぱいの味がまずくなっている証拠です。言葉で訴えることができない分、態度で示すようになります。乳首をくわえたまま引っ張る、首を振ったり、そっくり返ったり、歯の崩出前なのにかまれることがあります。あとは、おっぱいを飲んでいる途中に「おいしくないよ!」と号泣をしたり、怒って飲むのを途中でやめることさえあります。この場合は、おっぱいの味や色をチェックして下さい。おいしいおっぱいの場合は、青みがかった乳白色で、ほんのりとした甘みがあります。乳質が低下すると、黄緑がかったり、白色ににごっていたり、どろどろとした感じになります。味も甘みが強い、しょっぱい、すっぱい、辛いなど、そのときの状態で変化します。

<母乳の質の改善対策>
本人は気づかない状態でも、乳腺が少し詰まり気味になっている可能性があります。今後、白斑、しこり、乳腺炎などのトラブルの原因ともなりかねませんので、授乳前の搾乳もしくは入浴時などの搾乳をするか、助産師さんによる乳房マッサージを受けて、解消するように試みて下さい。

◇母乳育児を続ける上では、おやつを含めた食生活の改善が重要なポイントとなります。なるべく糖分・脂肪分を少なくした食事を心がけ、和食中心として下さい。また、生果物・生野菜の食べすぎも禁物です。特に、ケーキ・チョコなどの洋菓子、中華料理などの脂っこい料理、牛乳・乳製品がとりすぎの場合、乳腺がつまりやすくなるので、ご注意下さい。特に、おっぱいがすぐに張りやすい方、しこりや白斑、乳腺炎になりやすい人は要注意です。おっぱいがよく張るからとすすめられる餅などは厳禁です。カレーなどの香辛料が強い食事はおっぱいが辛くなるので、赤ちゃんが嫌がる傾向が強くなりますので、ご注意下さい。また、上記のものを食べてしまった場合、授乳前に少し搾乳を行うと良いと思います。
 
◇上記2つに注意をしていても、体質的なもの、体調、疲れ、ストレス、肩こり、冷え症など総合的なコンディションの乱れがあると、乳質が低下する傾向があります。このような症状を感じたら、手抜きできるところは手を抜き、赤ちゃんと一緒に昼寝をしたり、休日に旦那様に少し育児をしてもらうなど、休養をしっかりととることをおすすめします。

◇授乳中は生理の再開が遅くなりますが、上記で書いたように、コンディションの乱れなどでホルモンバランスが崩れると、生理の再開が早くなる場合があります。排卵日前後、生理開始前後などに、母乳の質が変化して、赤ちゃんが飲むことを嫌がる場合がありますので、その場合は、眠くなっている時に頑張って飲ませて下さい。昼間飲んでくれないときは、3〜4時間おきに搾乳をして、乳房ケアを怠らないようにして下さい。

<赤ちゃんの体調不良や哺乳瓶慣れ(混合など)>
◇赤ちゃんが風邪気味などで体調不良で、食欲が落ちている可能性もあるので、泣き方、機嫌、表情、便の状態や体温などに変化がないかを確認して、普段と異なるなら、受診をしましょう。また、鼻づまりなどで吸いづらくなっている可能性もありますし、耳の感染症があると、哺乳時に耳が痛くなるそうで、飲むことを急に嫌がるそうです。耳に手がいかないか、夜泣きの回数が増えたり、首を頻繁に振ったり、耳垂れがないかなどを確認し、思い当たる場合は、耳鼻科や小児科などを受診して下さい。鼻づまりの場合は、市販の鼻水吸引機などで鼻水をこまめに吸い出したり、ひどい場合は耳鼻科や小児科などで吸引してもらうようにします。

◇混合の場合、もしくは職場復帰や病気、水分摂取時の哺乳瓶使用により、哺乳瓶の乳首に慣れた可能性があります。通常の乳首では、強い哺乳力を必要とせず、楽に飲めるので、それを覚えた可能性もあります。そのため、やむをえず混合にする場合、おっぱいを吸う時と同様の哺乳力を必要とするピジョンの母乳相談室がおすすめです。月齢が高くなれば、哺乳瓶を使用せず、スプーンや容器などを利用すると良いと思います。

◇精神的ストレスが原因の場合があるようです。乳首を噛んで、ひどく叱られたとか、保育所などに入園をして、生活環境が変わった不安感などのストレスで、おっぱいを嫌がる場合があるそうです。この場合は、なるべく肌の触れ合いを大事にして、授乳時に多く話しかけたり、さすってあげたりしながら、無理強いをしないように、しないように、赤ちゃんからおっぱいを求めてくるように仕向けたり、眠くなった時を利用して、授乳をはじめると良いと思います。


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