母乳育児Q&A

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授乳中のおっぱいトラブル

◇おっぱいをよく噛まれます。傷ができてしまいました。何が原因ですか?
<授乳方法に問題がある場合>
原因の1つとして、赤ちゃんのおっぱいのくわえ方が浅い場合が考えられます。乳輪部が隠れるくらい口腔内に深くくわえさせることにより、乳首がかまれたり、傷ついたりすることを予防できます。くわえ方が浅い場合は、どうしても乳首のみを口に含んでしまい、赤ちゃんの力強い吸う力で傷をさらに広げる原因となります。

<母乳の質の低下>
母乳の質が落ちたときに、赤ちゃんは嫌がって、おっぱいをかんでしまうこともありますので、前日もしくは当日に脂肪分・糖分の高い食事や刺激物がたくさん入った食事などをしていないかを思い出してみて下さい。もし、心当たりがあるようなら、授乳前の搾乳を充分に行い、しばらくは和食中心のあっさりとした食事を心がけ、おっぱいの質の改善を試みることが重要となります。また、何らかの原因により、乳腺が詰まりかけている場合も考えられ、授乳前に搾乳をする、もしくは助産師さんに乳房マッサージをしてもらって、詰まりをとってもらう必要性があります。特に、片側だけ噛まれたりする場合は、これが原因となることが多いようです。さらに、排卵日前後・生理開始前後にホルモンのバランスがかわることで、母乳の質が落ちて、おっぱいを嫌がったり、噛むようになったりすることも多いようです。

<歯が生える時・遊び>
歯の崩出がはじまると、歯茎が気持ち悪くて、おっぱいを噛むことが多くなると思います。また、遊びで、ママの反応を確かめる時に、おっぱいを噛むしぐさをすることも多くなるようです。いずれにせよ、鼻をつまむ、もしくは口におっぱいを深く突っ込むなどして、噛む前に難を逃れて下さい。特に、後者の場合、赤ちゃんに「ママが痛いこと」をきちんと教えるようにしましょう。


◇乳首に傷ができました。どうしたら良いのですか?
産院や婦人科で受診をすると、抗生物質や抗炎症作用のある軟膏を処方してくれると思います。この際、万が一、内服の抗生物質が処方された場合、炎症がひどくない限り、なるべくなら服用しないことをおすすめします。抗生物質の内服はおっぱいを張らせる原因となり、しこりなどの他のマイナートラブルの原因となる可能性があります。ただし、炎症がひどい場合には、必ず服用して下さい。

市販で対応する場合、口内炎用の薬であるケナログ(大人用・子供用、どちらでもOK)を購入してくると良いと思います。授乳後、きれいなぬれガーゼで乳首や乳輪部をきれいにふき(赤ちゃんの口腔内細菌をなるべく除くため)、薬を塗ります。その後、授乳直前に同様にきれいにふき取ります。授乳と授乳の間、薬の効果を高めるために、サランラップで密着させてもOKです。下着類がふれて、薬がとれやすいため。この繰り返しです。ケナログはステロイド外用薬ですが、口内炎用であり、拭き忘れや拭き残しが多少あったとして、赤ちゃんの口に入ったからといって影響はほとんどありません。それが心配な方は、馬油やしその実油、雪の下(葉をとってきて、茹でて冷ましたものをラップなどに置いて張る)を塗って、上記と同様の塗布法をとると良いと思います。ごま油をすすめられる場合がありますが、ゴマのアレルゲン感作力は強いので、アレルギー予防の観点からおすすめしません。

傷の改善は、授乳をしていますので、すぐには改善しません。そのため、痛みがしばらく続きますが、痛みが少ない抱っこ方法(縦抱き・横抱き・フットボール抱き)を模索し、かつ、いろんな方向から授乳を心がけ、傷の悪化を予防しましょう。改善の目安は早くて1週間、通常2−3週間は要すると思います。ただし、痛みが強いからと授乳を怠らないで下さい。授乳を続けることが乳頭・乳輪部の皮膚を鍛えることにもなるそうです。授乳を中断することで、乳腺炎の原因となったり、鍛えられないため、また同じような傷を繰り返す原因となるそうです。そのためにも、先に書いたように痛みの少ない抱っこ法の模索が重要となりますし、授乳後はぬるま湯にぬらした脱脂綿などできれいにふき取って、細菌感染などが起こらないように注意をして下さい。

<参考>
◇雪ノ下の利用法
雪ノ下は日陰の土地に這うようにして自生しているツル性の植物です。一年中枯れることがないそうです。この葉をとってきて、熱湯に浸して、表面の薄皮を剥がすと、葉肉の部分が出てくるので、これを乳頭の部分や傷口に貼ります。肌に刺激感を覚える場合は、馬油を塗った上から、それでも駄目な場合は、利用を控えて下さい。


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