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食物アレルギー実用書(2)

最近の本は、私の本棚♪私の本棚インスタントストアで紹介しています!
太田展生、太田美登里 (光の泉社)
食物アレルギーに重点をおいた入門書として、特におすすめの1冊です。食物アレルギーの関連する疾患の種類(アトピー性皮膚炎・気管支喘息など)のことや治療法、食物療法(除去食)の進め方などが簡潔明解にまとめられています。最近は、食事療法を否定するような傾向がありますが、それで改善に至らないケースも増え、民間療法やアトピー商法に走る人が増えていることも事実であり、この著書ではそのことを危惧しております。もし、そのような医師のもとで治療を行いながらも、症状が改善しないのであれば、これを読んで、食の重要性を再認識して欲しいと思います。食の関連した多くの疾患を予防するためにも…

巻末には全国の食事指導ができる病院リストも掲載されており、病院選びの参考にもなると思います。また、この著者のクリニックでも専門の栄養士がおり、食事指導をはじめ、料理教室や情報交換などを積極的に行う親の会もあるので、お近くの方にはおすすめだと思います。著者のクリニックのHPは、こちらです♪
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田中貴子 (農山漁村文化協会)
食事療法に詳しい薬剤師の田中さんの著書。アレルギーやアトピー性皮膚炎に処方される薬についての説明を詳しくされています。間違った使い方が強い薬を使ったり、長期に使う原因になること、きちんとした知識を知ることが重要であると書かれています。また、薬を減らすには環境整備や食事療法など生活の基本を整え、血液検査だけにとらわれず、症状が出るか出ないかを見極めながら、症状が軽減できる工夫のヒントなどを示してくれているので、参考になると思います。
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佐藤のり子 (農山漁村文化協会)
アレルギーっ子の食卓アレルギーっ子簡単レシピたっぷり150こちらのページを参考)で有名な著者が書いた本です。佐藤さんが16年間のアレルギーっ子育児の奮闘をまとめられています。アレルギーとの付き合いで注意するべきポイントや、入園・入学など、これから誰もがぶつかる問題をクリアするときのヒントなどが得られると思います。乳児期、離乳期、幼児期、児童期、思春期と分類されており、それぞれの時期での思いや悩みに共感したり、これからの生活をイメージできたりしました。

著者は大阪北摂津アレルギーっ子の親の会の代表です。詳細は、こちら
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武内澄子 (家の光協会)
この書物は、著者が娘さんの食物アレルギーの子育てに取り組んだ約20年間の記録です。「乳幼児期、幼稚園時代、小学校時代、中学・高校時代、大学入学と今」という、これから私達の子どもが辿る道のりでの親の思い、子の思いを綴りながら、その場の対応策などをまとめた1冊です。

この書物は私達と同じ食物アレルギーの子を持つ親がまとめたものなので、自分の願いや不安などの思いを重ねながら読むことができるのと同時に、入園・入学後に起こりうる食が絡んだ諸問題への対策(園・学校選び、弁当・給食問題、調理実習や修学旅行・体験学習などへの参加、外食や旅行など)はとても参考になる内容でした。その時々での娘さんからの記憶も綴られていて、子ども達の気持ちを垣間見るような思いでした。たとえ、重篤であっても、徐々に食べられる種類が増えるし、その中で、子ども達が友人達と外食や旅行を楽しみ、普通のお子さんと同じように、これからの人生を楽しんでいける希望をもたせてくれました。

著者は東京の食物アレルギーの子を持つ親の会の代表です。
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佐藤のり子 (東京新聞出版局/中日新聞東京本社)
アレルギーっ子の食卓アレルギーっ子簡単レシピたっぷり150こちらのページを参考)で有名な著者が書いた本です。こちらは、レシピの話題はまったくありませんが、日々の生活をする上でとても参考となる1冊です。参考となる書物の多くが医療者側が書いたものですが、これはママの視点から書かれた1冊。集団の中での暮らし方、友人や親族との付き合い、外食・外泊(入院も含む)での対応、自己管理力の育て方(お友達のおやつを欲しがる・買い食いなど)、解除の医師が見つからない、親の迷い、サークルや親の会の参加および作り方、災害に備えてなど、とても役に立つ内容ばかりです。アレルギーっ子をもつ悩みの解決のヒントが隅々まで掲載されている1冊だと思います。

著者は大阪北摂津アレルギーっ子の親の会の代表です。詳細は、こちら
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鈴木五男 (小学館)
食物アレルギー・アトピーと診断され、戸惑っている方におすすめの入門書です。アレルギー・アトピー全般について、簡潔明瞭に書かれているので、基礎知識を学ぶにはおすすめの1冊です。検査のこと、食事療法・薬物療法、スキンケアなど、広く浅く学べると思います。巻末に別冊として、食物日誌がついています。それに直接書き込まれてもいいですが、コピーをするなどして、これからのアレルギー予防対策、アレルゲンの探求などに利用すると良いと思います。
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竹中恭子 (二見書房)
食物アレルギー・アトピーっ子をもつママが多くの方の体験談を取材してまとめた本です。アレルギーとわかったときの戸惑い、親の心の日々の成長(戸惑いからダメな理由を教える時期など)、医師との付き合い方、何を食べるか、スキンケア、入園・入学、家族の理解やお付合いの対策などです。著者の本来の職業がイラストレーターであるため、この本の特徴は見開きで、半分がマンガ、半分が文になっています。すんなりと頭に入りやすいし、共感を抱きつつ読むことができます。「そうそう、私と同じだ〜」とか、「なるほど…」とか、疲れているときのマンガは頭に入りやすいかもしれません。この本は、上記で紹介したアレルギーっ子の暮らし応援bookと同様、医師からではなく、ママの視点から書かれており、アレルギー・アトピー対策としておすすめです。また、この著者はご自身の悪戦苦闘の日記をもとにしたまりもちゃんのアトピー日記、そして、多くのタイプのアトピーを紹介するために、200件あまりの家族取材したまりもちゃんのアトピーライフ、そして、今回も多数の家族の体験談をもとに、0〜12歳くらいまでのお子さんがいる方を対象に年齢幅を広げて書かれたものです。

著者のサイトはこちらで、読者相談のQ&Aなども載っています。また、横浜母乳110番の相談員もされています。
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