掲示板過去ログ

HOME TOP アレルギー・アトピー 母乳育児 育児一般

医師選び・病院選び

K先生の体験談
by ぺろ(1歳0ヶ月♂) 2003.07.19
K先生の著書を読んではじめて知ったのですが(先生のHPには書いてあったのかもしれませんが)、先生自身が小児科医でありながら、娘さんのアトピーに出会う前は、保母さんに言われた「母親が飲んだ牛乳成分が母乳に移行し、こどもがアレルギーを起こす」という話はまったく信じられず、そんなことがあるわけではないと思い、ステロイド中心に対症療法をしていたそうです。しかし、実際に奥さんが牛乳を試しに除去すると、症状が治まり、再度飲みはじめると悪化するという状態を目の辺りにして、初めて食物アレルギーに開眼したそうです。皆さんがご存知の通り、今では、K先生のHPはものすごい知識と経験の宝庫ですよね。

K先生も〇〇先生やM先生と同年代ですが(50歳前後)、やはり、大学が異なるためか、異種タンパクは母体でしっかり消化されるはずであり、母乳中の未消化成分が入るという話は医学の教科書に載っていなかったそうです。なので、よく小児科医に「こんなのはアレルギーではない、ただの乳児湿疹。薬をぬれば治る」とか、「母乳で消化されているのだから、食物が原因ではない」と一蹴されるケースが、この掲示板でもたまにあるけど、たまたま自分の子供などの近いケースで見聞していないから、ただ単に教科書どおりに対応しているんでしょうね。悪気なく。


皮膚科に行きました
by かのん(8ヶ月♂) 2004.01.10
息子の爪が割れて、赤く腫れていたので、近所の皮膚科・アレルギー科に行きました。爪自体は大したことがなく、炎症を抑える塗り薬を処方されました。ついでと言ってはなんですが、少しでもアレルギーに関して、いろいろな医師の見解が知りたかったので、いろいろと質問をしてみました。

まず、息子のアレルギーの現状を伝えました。卵白クラス1で、母乳のため、私が完全除去をしている。ただし、小麦・大豆・乳製品の除去については、あえて伝えていません。血液検査で出ないアレルゲンも気になるが、今のかかりつけでは、あくまでも血液検査の結果に基づいて、除去指導されている。卵以外のものに関しては、クラスが出ていても、部分除去と指導されている。

30代前半に見える若い女医さんだったので、とても話しやすく、いろいろ聞いてみたのですが、その先生曰く、小児皮膚科学会(だったと思います)で、小児科医と皮膚科医がアレルギーに関して意見を交わすが、全体的に食物の除去には消極的な傾向にあるということでした。さらに、皮膚科医の方が除去には消極的で、小児科医との見解が異なっていることが多いのが現状だそうです。うちの息子のように卵白が擬陽性(クラス1)の場合、皮膚科医の中ではあくまで「擬陽性」であり、「陽性」扱いをしないことが多いそうで、「クラス1での除去指導はしないと思います」とのことでした。

ここまで聞いて、私はてっきり母親側の話だと思っていたのですが、よくよく聞いてみると、なんとそれは子ども本人に対しての話。つまり、授乳中の母親に関しては、クラスが出ていても、除去食指導はしないということみたいで。「クラス1で除去の指導はしない」と言うことは、子どもに対して、つまり、うちの息子なら、「1歳をすぎれば、普通に卵を食べてもいいですよ」と言われるわけです。

その先生がいうには、「卵に関しては、1歳までは必要がないので与えなくてもいいと思いますが、1歳から2歳までの間に卵を食べないでいると、卵のタンパクを消化する能力が発達しないので、下手すると、一生卵が食べられないということになりかねないんですよ。なので、少量ずつでも、卵を食べていくように、とおすすめします」とのことでした。皮膚科医の中では、アトピーをはじめとする皮膚疾患に関しては、あくまでも食物は原因の1つにすぎず、そのことだけをとりたてて除去をする必要はないと考えている医師が多いということも仰ってました。あう薬とスキンケアで、ほとんどの皮膚疾患は改善するのですよ(アレルゲン除去をしなくても)と。

私も含めてですが、病院で、「母乳と湿疹は関係がない」とか、「除去の必要はないですよ」と言われ、ステロイドを処方されたとか、よく聞きますよね。この先生の話を聞きながら、そういう見解の医師が大勢いるんだろうな、ある意味、「王道」ってことかと妙に実感しました。事実、私のかかりつけでも、遅延型に関する指導なんて、まったくないし、クラスが出たものに関しては、完全除去(卵のみ)・部分除去をしつつ、ザジテン・インタールの服用、場合によっては、ステロイドを併用していくという方針です。うちの主治医の口癖は、「除去をして栄養不足になり、発育に支障が出る例が多く報告されているんです。湿疹どころの騒ぎじゃないんですよ!」ですので。私は自主的にいろんな代替食品を利用していますが、それはあくまでも自己判断ですし。

専門の医師でさえも、これだけ見解が分かれるアレルギーってやつは、本当やっかいですよね。あらためて、自分でもいろいろ情報を集め、知識を増やし、自分なりの戦い方を見つけていくことが必要だなと思いました。病院ともうまくタッグを組めると、もっと心強いのですが。

(後、省略)


Re:皮膚科に行きました
by ぺろ(1歳6ヶ月♂) 2004.01.10
皮膚症状だけなら、薬やケアだけでOKという考え方もありかもしれませんね。実際にそういう人もいるかもしれないので。ただアレルギーって、うちもそうですけど、皮膚症状だけではないですものね。うちはとにかく、今振り返ると、私がアレルゲンを口にすると、とにかく母乳を吐きまくっていました。飲みすぎで吐くとかじゃなくて。でも、そのアレルゲンがあまりにも多いので、当時はわからなかっただけで… 離乳食をはじめてから、ひどく吐いたりしたので、いろいろわかってきたんですけどね。後に幅広く検査をしたら、卵・乳製品はもちろん、魚から穀物・ナッツにいたるまで、ものすごくたくさん陽性を抱えていることが判明。

特にまだ離乳食がほとんどはじまっていない時期で、経母乳による抗原流入に関しては、本当に医師の中でも意見がわかれるようですね。下手に除去指導しても、代替食までの指導ができかねるし(もともと関連知識がないなど)、世の中、私たちみたいに、「原因があるなら、原因から取り除きたい」って思う母親だけじゃないですから… 実際、母乳掲示板でも、こうした原因療法があることをよく知った上で、薬物療法を選んだ方もいるようですし(最近はお見かけしないのでわかりませんが、当時はそのような方向でした)、それ以前に、こんなことやってられない人も多いと思うし…  

(後、省略)


難しいですよね
by びびあん(3歳1ヶ月♀、5ヶ月♂) 2004.01.11
かのんさんが書かれた内容の通り、100人医師がいれば、100通りの治療法があり、それを受け入れる患者側も同様。つまり、統一した方針がないため、仕方がないのが現状で、皮膚科と小児科で見解が分かれ気味なのも事実。最終的には、家庭でどの治療法を選ぶかが重要なのだと思います。ここでの治療方針が辛いと思えば、ステロイドなどの薬物療法を中心とした治療法を選ぶ方がかなり多いし、その薬物療法が嫌で、食事などの原因療法を選ぶ人もいる、もちろん、両者をうまく使い分けないと駄目な場合が多いのも現状ですが、親がストレスをためて、育児が困難にならないような取捨選択しかないのだと思います。もちろん、それ以前に、お子さんの症状がなるべく早く軽減される方法を選ぶことが重要なのですが。

>実際、母乳掲示板でも、こうした原因療法があることをよく知った上で、薬物療法を選んだ方もいるようですし(最近はお見かけしないのでわかりませんが、当時はそのような方向でした)、それ以前に、こんなことやってられない人も多いと思うし…

現状は2つに分かれているようです。昨年、助産院で聞きました。やはり、原因療法はどうしても親側の負担が大きいので、後者を選ぶ方はそれなりにいるようです。食事療法では、改善が即におこるわけではなく、悶々と悩む方が多いけど、薬物療法ではそれなりに、結果がわかるのが大きな一因のようです。たぶん、薬物療法をされている方は意外と多いと思いますが、掲示板の流れ(雰囲気)上、書きづらいだけでは?と思っています。


病院選び
by かのん(8ヶ月♂) 2004.01.11
本当に難しいですよね。私もザジテンを飲ませていますし、ステロイドをつかうこともあります。主治医はザジテンを処方しているのだから、卵以外のものは普通に食べてもいいし、血液検査でクラスが出ていない食物を除去する理由がないという言い方をされます。いわゆる、薬物療法ですよね。薬を服用することやステロイドを使うことには、私自身抵抗がありません。ただ、だから何でも食べさせても良いとは思いませんし、それと合わせて「素材選び」をするという意味での除去をしながら、体質面での改善や、新たなアレルゲンを作らないことは、とても重要なことだと思っています。それは、このHPに出会ってからですが。

当初は、びびあんさんのかかりつけのクリニックのような病院を探してかかりたいと思い、何軒となく病院めぐりをしましたが、やはり、なかなか厳しいのが現状でした。なので、今は、薬物療法のいいところとあわせて、自分なりに原因に対処しながらやっていこうと思っています。幸い、主治医は人間的には相性が良いと思うので。

(後、省略)


Re:病院選び
by ぺろ(1歳6ヶ月♂) 2004.01.11
>なので、今は、薬物療法のいいところとあわせて、自分なりに原因に対処しながらやっていこうと思っています。幸い、主治医は人間的には相性が良いと思うので。

同感です。

うちもザジテン+インタールは飲ませています。ザジテンなんて、ずっと飲ませていても、ほんの少しの油断をしただけで、RASTが跳ね上がったし。そんなわけで、母子同一必殺素材選び・厳密回転食+抗原度3以上はインタールをなるべく飲ませながらという感じで(うちはありとあらゆるものが陽性なので。もともと生後5ヶ月当時の代表的なものはすべて0だったのですが、そのときに調べきれなかったものが、かなり陽性なので。実際に食べた時に症状が出るということは、ほとんどないのですが、主治医の意向もあり、なるべく飲ませるようにしています)、これからもとりあえず、2歳近くまではこんな感じで行こうかなと思っています。その頃になったら、薬物続行や母乳についての再評価をしようと思っています。子どもの様子はどんどん変わると思うし。 

(後、省略)


Re:病院選び
by びびあん(3歳1ヶ月♀、5ヶ月♂) 2004.01.12
>ただ、だから何でも食べさせても良いとは思いませんし、それと合わせて「素材選び」をするという意味での除去をしながら、体質面での改善や、新たなアレルゲンを作らないことは、とても重要なことだと思っています。それは、このHPに出会ってからですが。

私はかのんさんの考えで良いのではないかと思っています。要は免疫力をつける体質作りをする原因療法を中心としながらも、やはり、それのみでは補えない部分を対症療法である薬物療法に依存することも重要であると思っています。以前から、そのことは書いているし、ぺろさんも書いていたと思いますが。

原因療法だけでは、すぐに症状改善に結びつきませんよね。軽度なら、地道な努力でも良いとは思いますが、皮膚に炎症がある場合やジュクジュクしている場合など、それが新たなアレルゲンを作る可能性が高い部分に関しては、薬物依存にならない程度に、早めに対応して、改善してあげることも必要ではないかと思います。もちろん、肌が改善された時点で、原因療法のみでいけるなら、万々歳だと思います。というのは、やはり、薬物療法だと、その場のみの炎症を抑えているだけで、根本的な解決になっていないと思うからです。やはり、根本を改善することが重要だと思います。

私の最初のレスで書いた、「二つに分かれている」というのは、「うまく二つを利用しながら、原因療法を行うグループ」と、「完全薬物療法を行い、授乳中でも食生活は通常通り、好きなものを食べ、離乳食もRASTのクラスが高い場合を除き、アレルゲンを気にせず、普通に食べさせることにより、食生活における面では、親の精神的負担がかなり軽減されているグループ」ということです。念のため。

(途中、省略)

最後に、主治医との相性が最も重要だと思います。あとは、自分の勉強なり、なんなりで、カバーができる部分はあると思いますので。


Re:病院選び
by ほえーる 2004.01.14
こんにちは。

本当に病院選び&治療方針は難しいですよね。私の友人で、小児科医で、アレルギーを専門としている子がいるのですが、子どものアレルギー(卵・乳)が判明した時、まず真っ先にその子に連絡をとって相談しました。その子は大学病院のアレルギー科に席をおいていますが、治療方針として、卵・ミルクそのものは除去をするものの、二次加工品まで厳密に除去する必要性はない。その他の食材も厳密に回転する必要もなく、初めて口にするものは、1口ずつで様子をみればいい。ザジテンは長期間飲ませた方がよく(アレルギーマーチ回避のためにも…)、二歳になったら、ほとんど治るという感じでした。ちなみに、以前、ぺろさんにも教えていただいた「〇クリニック」の治療方針には大反対で、そこには絶対に行ってはいけない。医者仲間ではかなり批判を受けているとの意見でした。私はそうは思わなかったので、結局、それ以来、その子には相談できなくなっているのが現状です。医者の中で、治療方針が確立していない現状では、親が一番良いと思われる方法を選択するしかないですね。


Re:病院選び
by かのん(8ヶ月♂) 2004.01.14
ほえーるさん、こんにちわ! よろしくお願いしますね〜

>治療方針として、卵・ミルクそのものは除去をするものの、二次加工品まで厳密に除去する必要性はない。その他の食材も厳密に回転する必要もなく、初めて口にするものは、1口ずつで様子をみればいい。ザジテンは長期間飲ませた方がよく(アレルギーマーチ回避のためにも…)、二歳になったら、ほとんど治るという感じでした。

私のかかりつけでも同じような感じです。卵に関しては、クラスが出たら、母子ともに完全除去ですが、「お母さんは時々食べてもいいよ」って感じだし、その他のアレルゲンに関しては、クラスが出ていても、部分除去(そのものは除去、調味料などはOK)です。で、「1歳半から2歳くらいには、卵を食べられるようになりますよ」と言われています。厳密に除去をした場合でも、その時期に対しては差がないとの考えみたいで。ちなみに、うちの子は卵白のクラスは1。ザジテンも5ヶ月から毎日服用しています。回転食の指導もないし、離乳食をはじめる時に、穀類を回転させた方がいいのかと聞いたところ、「この子がお米アレルギーになることはないので、毎日食べても大丈夫」と言われたし。私が毎日普通のお米を食べていても、反応が出ていないからだと思うのですが、穀類に反応する場合はかなりの皮膚症状が出るそうで。うちの子はツルピカなので、いつでも「お母さん、大豆も小麦も乳製品も食べて下さいね」と念をおされてしまいます。やはり、代替食品を利用しての除去生活は、親の負担が大きく、医師がそれをむやみに進めると、ただ食べない除去になりかねないと言った懸念が大きいのかなと思います。なので、薬物療法でフォローをしながら、負担が少ない範囲での除去を指導する方針が、結構、一般的なのかもしれないですよね。

そういう意味でも、このHPや掲示板みたいに、実際にアレルギーっ子を育てている親の立場での意見や経験を知ることができるというのは、本当にありがたいですよね。

(後、省略)


Copyright(c)2006 おでびびはうす All rights reserved.
Templates by 0407