お空にいった「ゆいちゃん」と流産の記録
流産発覚〜オペ
2006年4月5日
茶褐色のおりものが混じる程度の生理が3月24〜31日頃まであったにもかかわらず、また今月の2〜3日頃よりおりものに血が混じりはじめる。今日は下腹部に軽度の痛みもある。結局、2週間くらい続いてることになるけど、断乳直後なので、ホルモンバランスがかなり乱れているのだろうか? それとも無排卵月経によるダラダラ生理? 早く落ち着いてくれないかな…

2006年4月7日
子ども達を寝かせたあと、まさか流産?と思うような出来事が起きた。トイレで用を済ませあとすぐに、直径約4〜5cmもあると思われるような丸い塊が鮮血とともにポトンと落ちたのが見えた。まるで出産するかのように、すぽっと… そして、それをはっきりと見ている自分がいる。一瞬、?状態だったのですが、すぐにまさか…と思った。拾うべきか、拾わざるべきか、数分悩み、結局、拾えずに、そのまま流してしまった。生理とは異なり、名残惜しく便器に残る血液。私の心に鮮明に記憶として残った。その後、我に返り、ずっと生理だと思っていたのは着床出血と、流産の前兆? もしかして、妊娠している?とプチパニックに陥るが、1人で悶々とするだけだった。

2006年4月8日
昨夜の出来事を考えると、今日は搾乳をすべきではないと思いながらも、その事実を受け入れたくない自分がいて、搾乳をいつもよりは簡単だけど行ってしまう。ここ数日の体調不良はホルモンバランスの乱れが原因の長期の生理であると思っていたけれど、生理ではないのかもという事実を昨夜目のあたりにして、それでも生理の本格的再開ですませたい自分。助産師さんに相談すべきだと思いながらも、今日一日もやもやと過ごす。鮮血と腹痛だけが徐々に増してくる。明日はゆーちゃんの断乳後24日目のマッサージ予定なので、それすら受けられない可能性が出てきた。明日朝まで悶々と過ごすしかないな… 本当は助産師さんに相談すれば良かったのだけど、それすらも事実を知るのが怖くてできなかった。

2006年4月9日
朝、助産院に出かける前に、この2日間の症状を伝えると、私の不安通り、流産の可能性が高いから、すぐに休日担当の産婦人科に行くように言われた。乳房マッサージも流産の可能性がある限り、できないと断られた。それで、休日診療をしている産婦人科に、1人でタクシーで出かける。

最初、症状を聞いた先生は、「長期の授乳生活後の断乳が原因で、ホルモンバランスが乱れている可能性が高いね」と言われたが、念のために尿検査をする。しばらくして、妊娠反応が出たからとすぐに内診と超音波にて診察。「出血量も多く、今回は不全流産の扱いにしましょう」と言われた。妊娠してるとは思ってなかったし、7日の夜にいきなり流産の兆候を目にして、それが的中。医療知識がなければ、そんなこと気づかずにすんだのに…と後悔した。でも、そのまま放置で生理扱いにする方が身体には危険なので、医療知識があってよかったのか… でも、きちんと説明もしてくれたので、、冷静に聞くことができた。きっと、昨日までの出来事を理解して、自分の心のどこかで、流産の受け入れ準備が進んでたのかもしれない。「自分は雇われ医師なので、明日以降に院長と手術の予定日を決めて下さい」とのことだった。医師は4〜5日の間ならいつでもいいよという感じだったけど、そばにいた看護師さんが「早い方がいいよ。明日朝1にして下さい。それで、万が一、夜中にでも大量出血をすることがあったら、すぐに連絡下さい」と言うので、明日朝一で再受診することにした。診察後、駅から徒歩10分くらいあるところの産婦人科だったけど、駅と少し反対の大通りに出てタクシーを拾おうとしたけど、まったく拾えない。こんなときに…と思ったけど、とぼとぼと15〜20分もかけて、駅まで歩いてタクシーに乗る。何か自虐行為?とか思いながら… 冷静ではいるものの、頭が放心状態だったのだと思う。

2006年4月10日
あまり寝られないまま過ごした。早朝に大量出血を2回したので、電話をして、朝一ですぐに受診をして、流産の進行があまりにも早いので、即手術をすることになる。今日はみゅーちゃんの年長さんの始業式であったが、旦那にすべてを任せ、そのまま半日入院となる。

午前6時頃に食事をしているので、全身麻酔で嘔吐の可能性を低くするため、午後10時30分にオペ開始決定。内診をして、子宮口拡大のためのスポンジ(?)を入れて、オペまでは3階の二人用の入院部屋で、パジャマに着替えて過ごすことになる。まずは貧血と感染を調べるための採血、体温が37.1度と少し高め(妊娠期初期だから?)だった。オペの30分前に筋注をする。やはり、筋注は痛かった(涙)。10分前にオペ室に入る。何かまともなオペ室で、オペ台と天井のライト。オペ台に乗り、手足をくくりつけられる。ブドウ糖(?)の点滴と血圧モニターがつけられる。急に目の前が明るくなり、体が小刻みに震えはじめる。初めてのオペに対する不安か、アナフィラなどのアレルギー症状が起きないかどうかの不安かわからないけど…

時間になると先生が呼ばれ、全身麻酔液を点滴の途中のコネクターより入れられる。「麻酔液を入れると、手が痛くなるよ」と言われるけど、痛みを覚える前に記憶がなくなってしまった。麻酔の効果が出るまで時間がかかるように思ってたけど、案外すっと効くもんなのね。適正量がきちんとしてる証拠と経験だね。こんな冷静な判断しても仕方がないんだけど(爆)。麻酔後は何も覚えてなくて、オペが終わったら、1度麻酔から覚ませますねとまで言われていたのに、気づいたら、午後12時15分で入院部屋のベッドで寝ていた。約2時間も経過していた。ここまで熟睡できるものなんだ… 

気づいたらすぐに、旦那が2人の子供連れでやってきた。園から直行らしい。目が覚めたので、昼食の焼おにぎり2個とお茶が出る。子宮収縮剤と抗生剤を服用して、気分が悪くならなかったので、支払いをすます。タクシーがすぐに拾えなくて、また駅までふらふらと歩く。体が宙に浮いてる気分。久々に駅の近くのファミレスで、普通のランチを食べる。ゆーちゃんは朝持たせたおにぎりは園ですべて食べてしまったようなので、オレンジジュースと白いご飯、フライドポテトを2〜3本。白いご飯だけでも喜んで食べてたかも… ゆーちゃんは朝早かったので、食事の途中でぐずり始め、帰宅直後すぐに寝た。

これからは時間の流れに身を任せることになった。明日は入園式なので、幼稚園がお休みだけど、明後日から通園がはじまり、その翌日には弁当開始+年長初の懇談会。今夜ゆっくりと休めば、無理さえしなければ、明日から通常生活ができるとのことだが、心が追いつかない。昨日からサイト管理&コメントを中止をして、しばらく肉体的・精神的に落ち着くまで休養することにした。他の人のことまで考える余裕がなくなった。妊娠に気づかなかった自分が情けないし、お空にいった赤ちゃんには申し訳ない、そんな中、通常の生活に追われるし、心の余裕は持てなくなってしまった… 3人目が欲しくて授かった赤ちゃんだったのに、3日間しか気づいてあげられなくて、ごめんね。お空で楽しく遊んでね♪ 

お空の赤ちゃんにも一応名づけました。性別はわからないし、本当に赤ちゃんとしての形があったのかも今ではわからないけど、「ゆいちゃん」にしました!

 

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