お空にいった「ゆいちゃん」と流産の記録
流産に対する想い No.2
この記録の詳細は日記にまとめていますが、赤ちゃんが私のお腹に少しでもいたという証拠として、その想いを残すためにまとめています。

胎内記憶について本を読みたいなと思ったときに、ふと手にとった1冊が、赤ちゃんと話そう!生まれる前からの子育てです。その本には、胎内記憶以上にひきつけられる内容がありました! それがタイトルに書いた「命をありがとう」です。著者も触れていますが、妊娠・出産・育児に関する本で、流産や死産に関することが書かれていて、本当に驚きました。でも、2006年4月に流産した意味を自分なりに考え、認めるきっかけとなりました。

「命を宿したこと、その子が生きていた時間があるということだけで、すばらしいこと。流産・死産・正常出産のどの過程をとっても、赤ちゃんがお母さんのおなかの中から出て来る過程は同じ」

流産も死産も正常出産もすべてお産であることには変わりない、死を通して学ぶべき何かがあるなら、流産や死産も赤ちゃんからのすばらしいプレゼントではないかという言葉が心に強く響きました。私の場合、特に初期流産だったので、お産とは誰も認めてくれませんし、どうしようもなかったんだよと慰めてもらっても、何とも言えず、成仏できない感情だけが残りました。確かに初期流産に関しては、普通に生活をしていても、安静にしても、ハードな生活をしても、結果は同じだったと思いますが、事実と感情は違うのです。

私には前の日記に書いたように、お腹から出てきた感覚は今でも覚えています。本当、出産で最後につるんと赤ちゃんが出てくるような錯覚に陥り、妊娠と流産の両方に気づくきっかけになったのですから… ただ、多くの方にはこれをお産として認めてもらえません。でも、この著者は「流産も普通のお産と同じで、家で流産したら自宅出産、病院で手術するなら帝王切開のようなもの」と明記してくれていて、本当涙が出てきました。私は「自宅出産したんだ」と思えただけで、すごく気持ちが楽になったんです。もちろん、以前書いたように、トイレの中なので拾えませんでしたが、それでもなんです… 

そこで重要なのは、赤ちゃんからのメッセージを受け取ることであり、逆に流産を後悔したり、トラウマに残す必要がないそうです。とても辛い体験をしているのだけど、そこから得られた気付きが母親を励ますためのポジティブなメッセージとなるそうです。それはひとりひとり違うのですが、時間がいくら経過してもかまわないのですが、流産を通して、ふと何かを感じたその思いだそうです。さらに、「この流産で人生変わりました」と強く思えるなら、赤ちゃんのメッセージは充分すぎるほど伝わっているそうです。赤ちゃんが生まれてくる目的には、親(特に母親)を大きく成長させることと、赤ちゃんが自分の人生を追求する中で、多くの方に役立つという2つがあるそうで、その最初の目的を果たしたことになるからだそうです。

私は幸い、もえちゃんから赤ちゃんのメッセージを受け取ることができました。将来的にアレルギー関連のことは何かの形でやりたいなという、小さな夢はあります。でも、この夢はもしかしたら運命なのかもしれないと思えるようになりました。子ども達がアレルギーという疾患をもって生まれてこなければ、今の自分はいないし、これを読んでくれる多くの方に出会えることもなかったと思います。このように思えるようになったことは、お空にいった子どもと今生きている子ども達からのメッセージを少しは受け止められたのかもしれません。

また、「この流産で人生変わりました」と思えるようなことも、実は流産をきっかけにどんどん舞い込んできているのです。最終的には自分で選んでいるのかもしれませんが、周囲がそのレールを引いてくれている思いがとても強いんです。 

上の子のアレルギーがわかってから、約5年半になります。トラウマはいずれもママ友とアレルギーになります。アレルギーが発覚してまもない頃と入園後の2つのトラウマです。特に2つ目はこのブログもやっていたし、多くのアレルギーっ子のママの友人もいたのですが、普通のママと上手くかかわれないトラウマです。2つ目のトラウマが出たときは、私を最初からスタッフとして快く引き受けてくれた特別な思い入れのある母乳育児サークルにさえ参加できなくなっていたのです。もちろん、サークルの方々にはまったく関係がないのに、特別な用件がない限り、足が動かず、事情をつけては欠席していました。断乳予定していた今年3月には、さすがに長期間の母乳育児とその大きなストレスにより、体力もなくなっていました。最初はそれが流産の原因だと思っていました。

でも、流産をしたことで、多くの友人たちに支えられていることがわかりました。まだ、流産から約6ヶ月足らずですが、流産を少しでも乗り越え、かつ上記のトラウマを少しでも払拭するきっかけを与えてくれた方々がいます。生協の委員会2つに誘ってくれた、日頃あまり話したことがなかった園のクラスのママ2人と、同じアレルギーっ子育児&母乳育児サークルの親友、そして、私がママイキを受講できるように主催してくれた母乳育児サークルのスタッフです。2つの委員会もママイキも普通のママたちの集まりです。私が最も苦手な場所です。彼女達は事情を知りませんが、自分の殻やトラウマを乗り越えるきっかけがないものかと、実は流産直前頃から考えていました。それをまさしく察してくれたような出来事だったのです。これらのおかげで、今の私は自分に多少自信をもてるようになり、普通のママとも付き合える勇気が出てきました。もちろん、まだまだ頭では色々ぐるぐるしていますが、1つ言えることは、ママイキに出会わなかったら、もえちゃんのメッセージをもらうことはなかっただろうし、この本にも出会うことがなく、いまだトラウマと流産の悲しみに打ちひしがれていたのかもしれません。もちろん、100%乗り越えたわけではないので、時々グルグルしては、話を聴いてもらっています。

上記の本を読んだのが約1ヶ月前、感銘も大きかったです。先日、ママイキ講座を受けました。そこで、なんとお腹から出てきたもえちゃんと初めて会うことができた上に、もえちゃん親子と一緒に受講しました! これも本当に偶然の話ですが、必然の出会いなのかもしれません! 私ともえちゃんのママの福子さんは同じ母乳育児サークルの友人ですが、彼女が妊娠後に初めて会ったのがサークル主催のママイキ、産後に初めて会ったのもママイキ、何とも言えない必然性を感じます!

最後に、私の人生に大きな影響を与えてくれた、もえちゃんの胎内からのメッセージとイラスト集が、今回紹介した本の著者である池川 明先生との共著で、来年本として出版されることになりました! 赤ちゃんからのメッセージは多くの方へ生きる勇気や希望を与えるものになると、私は今から期待をしています! また、池川先生の胎内記憶などに関するブログがあります。

(2006年9月26日記)

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