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おっぱい&アレルギー・アトピーにやさしい玄米の炊き方・食べ方

おでびびはうすでは、玄米は乳質に良くないし(おっぱいの詰まる原因となりやすい)、抗原度が高い(参照)、外殻(ぬか部分)の農薬汚染度が高いという理由から、母乳育児の方はもちろんのこと、アレルギー・アトピーっ子には、玄米の使用をすすめていませんでした。ただし、糖質にアレルギーがあるなど、特殊な事情の場合は除きます。同様の理由で、胚芽米も要注意としています。しかし、他の多くの有名な母乳育児サイトでは、「玄米や胚芽米は乳質に良いもの」と記されており、納得のできない悶々とした日々を過ごしていましたが、ようやく、その理由を解決できる情報を得ました。

つまり、おっぱいに良いかどうかは、炊き方と食べ方に関連した消化能力によるものであり、私を含め、多くの方がそれを知らずにいることが多いと思いますので、紹介したいと思います。ここでは、主に、おっぱいの観念から書きますが、タイトルにも書きましたように、おっぱいにやさしい食べ方=アレルギーアトピーにやさしい食べ方でもありますので、多くの方の参考になると思います。

(情報提供者である「こねこさん」の話をもとに、加筆しながらまとめさせていただきました)


1.基礎知識
母乳からのアレルギー反応の原因の1つは、母親自身がその食べ物を消化する能力が低く、未消化のタンパクが母乳よりで出ている可能性が考えられています。赤ちゃんは母乳に出た成分をそのまま吸収するという説があります。このことは乳房管理にも通ずるものがあり、お餅、油脂類、肉類などを食べることで、おっぱいが詰まるのは、高カロリーという理由のみならず、これらのものを消化しきれないからではないかと考えられています。そのため、これらの食品はアレルギーの原因にもなりやすいと考えられるからです。

このことは、本来の(先祖代々の)日本人が、その土地でとれる食べ物を上手に調理・咀嚼・分解し、吸収をして、エネルギー源や体を作ってきたからです。その消化・分解には多くの消化酵素が必要となりますが、どのような酵素が体内で主に働くかは、その民族が何を主食とし、どのようなものを食べているかにより異なるわけです。そのため、先祖代々の日本人が肉類、油脂類などを頻繁に摂取していたわけではないため、それらの食品を消化する能力(酵素の種類や機能など)がとても低いことが考えられます。現代のような食生活になったのは、ここ数十年(約40年くらいの期間に急変した思います)であり、このような短期間の間に、数百年、数千年続いている体質(消化酵素・代謝酵素など)を換えることは不可能であり、そのために、多くの食品や添加物などにアレルギー症状を示したり、おっぱいの詰まる原因となる食品が増加しているものと思われます。

参考までに、咀嚼という意味では、充分に噛むことにより、唾液の分泌が盛んになり、胃腸での消化・吸収の補助をします。つまり、分解に役立ち、未消化となるタンパクなどの割合を軽減し、また、脳の満腹中枢への働きかけともなり、食べすぎ予防の効果もあります。そのため、おっぱいトラブル予防&アレルギー・アトピーっ子にはこの咀嚼が重要となります。

<玄米の知識>
◇玄米は繊維質が多く、栄養価の高い食品(ビタミン・ミネラル・タンパク・脂質など)の1つですが、最近の若い人には消化能力が低く、あわない場合が多いようです。下記2でも書いたように、充分に噛んで食べることが重要です。噛むことにより、唾液の分泌が盛んになり、胃や腸での消化・吸収が良くなります。
◇酵素玄米は発酵しているご飯なので、消化が良いそうですが、普通の玄米では消化が悪く、胃の荒れる人が多いようです。酵素玄米とは、特殊なお釜と酵素により、玄米を発酵させたものです。炊き上がったあと、3日間以上寝かせて、毎日ひっくり返して、発酵をさせるようです(ぬか漬けの感じ)。
◇玄米は外殻(ぬか部分)に農薬が多く含まれます。そのため、なるべく無農薬もしくは低農薬を選ぶ必要があります。この外殻部分の農薬がアレルギー・アトピー症状を悪化したり、米アレルギーの原因の1つとなります。雑穀も同様に、残留農薬があるものを利用すると、強い症状が出る場合がありますので、ご注意下さい。
◇白米を食べる場合でも、その都度、この玄米を精米するとおいしさが保たれるようです。それは精米したお米は時間とともに酸化して、味や香りを失うからだそうです。

2.食べ方
<おっぱいトラブル時の食事全般:玄米の食べ方も共通(特に、噛む回数)>
◇土鍋で充分に糊化させて、消化が良くなっているご飯をしっかりと噛んで食べること。特に、玄米の場合は1口20回以上(本当は50〜100回が理想的)で、ご飯粒が口の中に残らないくらい、どろどろになるまで噛むことを基本とすること
◇食物繊維の多いものを食べること
◇体を冷やすものを食べないこと
◇肉類、油脂類、砂糖類はいうまでもなく、魚介類、イモ類、果物類も控えること
◇乳房管理はきちんとすること(これは重要!)

上記はおっぱいトラブル時の食べ方ですが、普段からそういう食べ方を基本としていると、おっぱいトラブル予防にもなります。また、アレルギー・アトピーっ子の母乳育児をする上でも重要なポイントとなります。

3.レシピ
<特記>
◇無農薬玄米の使用(なるべく:上記1で書いた理由より。手に入らない場合は、減農薬玄米)
◇雑穀を炊くように、玄米も炊けば消化が良くなり、繊維質もたくさん取れるので(便秘解消に効果的)、一石二鳥ということで考えたレシピです。
◇雑穀の中で一番火が通りにくいとされる「タカキビ」をモデルにしたものです。
◇玄米の外殻が破れ、中の米粒が出てきている状態になる炊き方が良く、玄米100%であるにもかかわらず、白米と混ぜて炊いたように白色をしています(下記の写真を参考)。
◇食べると、ふんわりと、とても軟らかく、玄米特有のぶつぶつ感がほとんどありません。



<こねこ式レシピ>
1.玄米を充分すすぎ(もみ殻・異物を取り除くため)、水に12−24時間浸します。
2.玄米を土鍋に入れ、たっぷりの水でゆでます。
3.充分に沸騰をしたら、お湯を1度捨て、再度、たっぷりの水でゆでます。
4.充分に沸騰後、さらに2分ほど沸騰させ、またお湯を捨てます。
5.玄米をザルにあげ、お水ですすぎます。
6.土鍋に、玄米1に対して、水1.3の割合で入れ、しっかりと蓋をして加熱します。
7.最初は強火で加熱し、沸騰後、5分間はそのまま炊き、その後、弱火にして10−15分炊きます。
8.蒸気があがらなくなってきたら、火を止めて20分蒸らして出来上がりです。

◇もし、上記で外殻がはじけていなければ、再度水を加えて、蓋を開けたまま加熱をして下さい。この場合、なるべく、しゃもじなどでかき混ぜて下さい。
◇分量によって加熱時間が異なりますので、適宜加減をして下さい。

4.体験談などから得る知識 〜雑穀編〜
A)雑穀(うるち系)もおっぱいが詰まる原因となる
雑穀の餅系はおっぱいが詰まりやすいのは周知の事実です。しかし、玄米と同じ考え方(消化能力の問題)をすると、うるち系であったとしても、おっぱいの詰まる原因となるようです。こねこさんの友人の体験談です。玄米ではおっぱいが詰まるし、アレルギーもあるため、肉類・魚類が食べられないため、毎日雑穀を食べていたようです。しかし、毎週桶谷式に通うほど、おっぱいが頻繁に詰まっていました。ところが、お子さんが粟に反応をするようになり、雑穀をやめて、白米のみに変更したところ、まったく詰まらなくなったようです。つまり、母親側での消化が充分に行えていなかったため、おっぱいは詰まるし、お子さんのアレルギー発症をする原因となった可能性があります。授乳中の方で、乳腺が詰まりやすい食品は注意をした方が良いと思います。

B)炊き方を知らないと、味もまずい
こねこさんは、桶谷式の助産院で、上記の基礎知識・食べ方の情報を得たようです。しかし、その助産院に通う方ですら、玄米の炊き方や食べ方を知らない人が多いようです。中には、電子レンジで炊いている方もおり、「玄米はまずい、まずい」と連呼していたようです。こねこさんが、その原因はきちんと玄米に火が通って炊けていないことを指摘すると、非常に驚いていたようです。その方は普段からご飯も電子レンジで炊いていたようです。

C)雑穀アレルギーの原因は、炊き方・食べ方の悪さが関与
雑穀アレルギーの原因として、イネ科の共通アレルゲンが話題にのぼりますが、あとから反応が起きてくる場合には、炊き方の悪さ、食べ方の悪さが大きく関与しているようです。昔はご飯がとても貴重品だったため、大切にしっかりと炊いて、よく噛んで食べていました。そのため、玄米や雑穀を消化できる能力を充分にもっていたそうです。しかし、私たち現代人の多くは忙しく、とにかく効率の良さを重要視します。そのため、早食いの人が多いし、ご飯を電子レンジで炊いたり(上記のBの方のように)、あるいは惣菜を購入してきたりする方が多い世の中です。現代人の「スピード生活」に雑穀があわなくなり、アレルギーの原因となっているようです。そのため、アレルギー・アトピーっ子には、ゆったりとした生活がなによりも大切だという教訓にもなりそうです。もちろん、このことは乳房管理にも共通していますので、特にトラブルがちな方は注意していただきたいと思います。


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